スズキは20日、今年4月よりフィギュアスケートの鍵山優真選手とスポンサー契約を締結したことを発表した。

 今回のスポンサー契約について同社は、「ミラノ・コルティナ冬季オリンピックで金メダルを目指す鍵山優真選手と、数々の技術や個性に磨きをかけた新型スイフトの熱い想いが合致し、今回の契約締結となりました」とその理由を説明した。

 契約期間は2026年に開催されるミラノ・コルティナ冬季オリンピックまでで、鍵山選手には移動車両として新型スイフトを提供。「スズキ・スイフト広報大使」として活動してもらうといい、「鍵山優真選手のスケーティングが持つ魅力である『疾走感』はスイフトの軽やかな走行性能、『芸術性』はスイフトの洗練されたスタイル、『技術力』はスイフトの高い安全性能、とお互いのこだわりが共鳴しています」とした。

 今回のスポンサー契約について鍵山選手は「この度は、個性の強い数々の車を世界に送り出しているメーカーであるスズキ様にご支援いただくこととなり大変光栄に思っております。2026年に行われるミラノ五輪へ向けて1日1日気を引き締めて頑張りたいと思います。また、コーチである父・鍵山正和とカロリーナ・コストナー先生とのチームで金メダルへの夢を実現できるように努力していきます」とコメントした。

 鍵山選手は、2003年5月5日生まれ、神奈川県横浜市出身。5歳から本格的にスケートを始め、2018-19シーズンは、初の国際大会となるアジアフィギュア杯で初優勝。以降、「四大陸選手権」銅メダル(2020年)、「世界選手権」銀メダル(2021年・2022年・2024年)、「北京オリンピック」銀メダル・団体戦銀メダル(2022年)、「グランプリファイナル」銅メダル(2023年)、「四大陸選手権」優勝(2024年)という輝かしい戦績を残している。