血流アップに効果的な入浴法をマスターしましょう。
冬はヒートショックや、浴室暖房などによる熱中症を予防する適切な環境づくりにも配慮して。

教えてくれたのは・・・
小林麻利子さん
SleepLIVE株式会社代表取締役。最新のデータや研究をもとに、睡眠や入浴、運動など日々のルーティンを見直すことでキレイを叶える「うっとり美容」を指導。著書に『ぐっすり眠れる、美人になれる! 読むお風呂の魔法』(主婦の友社)など。


step 1. 入浴前の準備

① ドリンクなどを用意
脱水や熱中症対策として、入浴後すぐに水分補給できるように、常温の水を用意。
清涼飲料水は糖分が多いので避けて。着替えとボディケア用品も脱衣所に置いておきます。

② 浴室や脱衣所をあたためる
注ぎ口以外はふたを閉めた状態で、湯船にお湯を張ります。
暖房で脱衣所を、服を脱ぐ前にシャワーで浴室をあたためて温度差を少なくします。入浴剤を使う場合は、事前に入れておきましょう。

step 2. プレ入浴

① かけ湯をする、シャワーを浴びる
服を脱いだら浴室暖房などはオフし、浴室へ。
かけ湯で体をお湯にならしたり、シャワーで体をあたためつつ、洗い流します。いきなり湯船につかるよりも体に負担もかかりません。

② 5分つかる。声を出すと◎
湯船に入ったら、リラックスして「あぁ〜」と声が出ますが、これは正解。
お湯に入った瞬間に交感神経が刺激されて血圧が上がりますが、声を出して息を吐きだすことで副交感神経を刺激し、血圧上昇を抑えるのです。
5分つかったら、いったん出ます。

③ 足湯をしながら洗髪
冬は足が冷えないように足湯をしながら、洗髪をします。

step 3. 本番入浴

① 40℃で15分湯船につかる
追いだきや足し湯をしながらお湯を40〜41度に保ちつつ、15分全身浴。
汗をかかなければプラス5分。お湯の温度は毎回測るのがベストですが、面倒なら、体が温度を覚えるまで測ってみて。

② 体を洗う
肌の汚れはお湯につかるだけでも半分くらいは落ちるので、皮脂の多い部分や日焼け止めなど塗っている部分を中心に、摩擦を生じさせないようやさしく洗います。

step 4. お風呂上がりに

① ボディの保湿ケアは浴室で
バスタオルを浴室内に持ち込み、全身をふいたら、あたたかな浴室内でそのままボディケアを。脚や腕など乾燥しやすいところに保湿剤を手早く塗ります。

② 脱衣所では下着や靴下から履く
脱衣所で、下着をつけて靴下を履きます。冬は特に足が冷えやすいので、靴下を先に履きましょう。

③ 水分補給をしたら着衣&スキンケア
常温の水を飲んでから、パジャマを着て、スキンケアへ。このとき、寒くて水を飲めないようなら、体があたたまっていない証拠。入浴の温度や時間、環境など、どこかに間違いがないか、見直してみましょう。

ゆっくり時間がとれないときは・・・

寝る前はつかるだけ!「分浴」がおすすめ

帰宅時間が遅くて入浴する時間がとれない人は、夜は体をあたためて眠りを促す目的で15分の入浴だけして、翌朝に洗髪をします。
家族がいて寝る前に長湯をできない人は、入りやすい時間に1回目の入浴をして洗髪などを済ませておき、寝る前に15分入浴するという方法も。


illustration: Kana Nakajima text: Keiko Nakayama

大人のおしゃれ手帖2022年3月号より抜粋
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