様々な花をモチーフにしたイヤリング。

 「かぎ針編み」と呼ばれる、かぎ針を駆使して作られる編み物。

 帽子やバッグなど、様々なものを編める手芸ですが、Twitterユーザーのアンデルヨンさんは、花をモチーフにしたフラワーアートを制作。その作品に関する投稿がTwitterで多くの共感を集めています。

 この日、4枚の画像を投稿したアンデルヨンさん。イヤリング(2枚目)、ブーケ型のブローチ(3枚目)、リース型のブローチ(1枚目・4枚目)と、かぎ針編みを駆使して作られた多種多様なフラワーアートを披露。

 イヤリングは、バラやスズランなどの花柄を葉の部分まで忠実に再現。まるで花畑から、本物の花を摘んできたかのような花飾り。東京で開催されたイベント用に作られたそう。軽いつけ心地が特徴とのこと。

 ブーケ型のブローチについては、季節柄もあってかヒマワリを連想させる黄色い花をベースとしたブーケに、茎をイメージした持ち手。立体感のある作りとなっています。

ヒマワリのような形状のブーケ型のブローチ。

 そして、リース型のブローチに関しても、それぞれ野菊・紫陽花をモチーフにしていますが、その様相は実に対照的。前者の白を基調とした草花は、「夏から秋の終わりまで使えるようにしたくて」と、明るい配色が華やかさを演出。

夏場から秋にかけての使用をイメージしたリース型のブローチ。

 反対に後者の紫陽花は、独特の濃い紫の落ち着いた色合い。室内のインテリアグッズとしても面白そうです。

紫陽花をモチーフにしたタイプは対照的に落ち着いた色合いが特徴的です。

 いずれの作品についても、アンデルヨンさんが、今回の投稿にて使用したハッシュタグ「#この3文字を見ただけで心ときめく人がRTしてくれる」の通り、見た人が心ときめく芸術品。リプライ(返信)欄でも、多くのTwitterユーザーによる心高鳴るコメントが寄せられています。

 実際の作品作りにおいても、目を引くような「色」を生み出すために、様々な工夫を施しているそう。

 「私の作品は光沢感を出すために、糸は『絹糸』を使用しているのですが、例えば『緑』を表現するにしても、複数の緑の絹糸を入れることにより、立体感や深みをだしています。また、草花を密に配置することで、全体的にふんわりとした作品にし、見た目が単調にならないように心がけているんです」

同系色の絹糸を複数使用したりとこだわりの作品となっています。

 ちなみにアンデルヨンさんは、元々美術大学出身。学生時代は染織を専攻し、繊維を扱った作品を作られていました。ただ、卒業後は活動から離れてしまい、ものつくりとは縁のない生活で長きにわたるブランクが。そんな中で転機となったのは、自身の出産だったそうです。

 「『子育ての合間に作れるものはないかな?』と、探していた時に出会ったのが編み物で、子供の頃から細かい作業が好きだったのでもあってハマったんです。『かぎ針編み』は、糸とかぎ針さえあれば、いつでもどこでも作れる手軽さが本当に素晴らしいですね」

 アンデルヨンさんも絶賛するお手軽さが特徴的なかぎ針編み。実は昨今、密かなブームを呼んでいる手芸でもあります。よろしければ皆さんもおうち時間にいかが?

<記事化協力>
アンデルヨンさん(Twitter:@anderuyon/Instagram:anderuyon_)

(向山純平)