最近、VR機器を使った「VR Chat」がテレビなどで注目を集めている。VR Chatは仮想現実でさまざまなユーザーとコミュニケーションを行える超大型SNSだ。

高性能のパソコンを所持していなくても、「Quest」と呼ばれるVR機器を利用すれば、それ単体でVR Chatを楽しむことができる。

VR Chatの楽しみ方は人それぞれだが、もしかしたら「現実世界が嫌になったから」という理由でVRに逃げ込んだ人もいるかもしれない。果たしてそれは良いことなのだろうか?

そこで今回は、VRを使って仮想現実に逃げ込むのは「アリ?」「ナシ?」という観点で持論を述べていこう。VR Chatのプレイを検討している人も、ぜひ最後まで読んでみてほしい。

■そもそも「VR Chat」とは?

VR Chatとは、VR機器を使って仮想現実に入り込み、さまざまなユーザーとコミュニケーションを取れる超大型SNSのことだ。

VR機器を持っていなくても、「デスクトップ版」としてパソコンだけで楽しめる。逆も然りで、パソコンを持っていなくても、「Quest」と呼ばれるVR機器だけでもVR Chatをプレイすることが可能だ。

VR Chat内では「アバター」と言われる自分の分身を形成し、世界中のユーザーと自由気ままに交流できる。

また、「ワールド」と呼ばれる多種多様な空間が無数に存在しており、現実ではできない体験やボードゲーム、シューティングゲーム、雑談、飲み会などを行える。

このように、楽しみ方が無限大のVR Chatは、今や世界中で話題となっている。これから訪れる「メタバース時代」の先駆けとなるプラットフォームでもあるため、今からVR Chatの理解を深めておこう。

■VR Chatに現実逃避するのはアリ? ナシ?

最近、VR Chat関連のニュースがテレビで放映されたこともあり、多くの人々が仮想現実に注目している。VR機器を購入しようか検討している人も多いはずだ。

その中には「現実世界が嫌になったからVRに逃げたい」と、考える人も少なからずいるはずだ。現実世界に愛想を尽かして、VR Chatに逃げ込むのはアリなのだろうか?

結論、VR Chatに逃げ込むような形で始めたとしても、まったく問題ないように思える。なぜかというと、VR Chat内で現実世界の問題を克服できる可能性があるためだ。その理由を以下2つの項目に分けて解説していく。

【理由1.現実世界ではできないコミュニケーションが可能】

VR Chatでは、さまざまなユーザーと手軽にコミュニケーションを行える。まったく会話をしたことがないユーザー達と、仲良く大勢で騒いだり、お酒を飲んだりして楽しめるのだ。

人によっては「対面で人と話せない」「障害などの理由で会話ができない」という悩みを抱えている場合もある。

しかし、VR Chat内には意思疎通を図るための手段が豊富にあるため、現実世界でうまく会話ができない人でも、気軽にコミュニケーションを取ることが可能だ。

実際にVR Chat内のコミュニケーションを通じて、現実世界の問題を解消しているユーザーも少なくない。

【理由2.誰かと一緒にいる楽しさを実感できる】

VR Chat内でフレンドを作れば、多種多様なワールドで一緒に遊ぶことができる。毎日顔を合わせるフレンドは、まさに現実世界の友達そのものである。

また、人によってはVR Chat内で知りったフレンドと、実際に現実世界で会う「オフ会」をすることもある。「現実世界での人付き合いが苦手」という人でも、VR Chat内であれば誰かと一緒に楽しむことができるはずだ。

このように、「現実世界が嫌になった」という理由でVR Chatを始めたとしても、VRで人と繋がることの楽しさを実感できれば、現実とバーチャルの両立を図れる可能性があるのだ。

■まとめ

今回は、VRを使って仮想現実に逃げ込むのは「アリ?」「ナシ?」という観点で持論を述べた。

「現実世界が嫌になったから」という理由でVR Chatを始めるのは、あまり良くないと思われがちだ。しかし、VR Chatを通して現実世界の問題を解消できる可能性もあるため、「絶対にダメ」とは一概に言い切れない。

もちろん、VRを堪能しすぎて現実世界に支障をきたすというケースも考えられるが、逆に生きがいを見つけられる場合もある。

VRに対して否定的な意見を持っている人は、仮想現実を一度体験してから判断してみてほしい。VRの素晴らしさに気付くことができるはずだ。