【安達祐実×小田切ヒロ】 2023春の洒落顔、トレンドの「イエロー」を洗練シックに纏って

お互いに送り続けていたラブコールが今回、ついに共鳴！ 大人気ヘア＆メイクアップアーティストの小田切ヒロさんがモデルに俳優の安達祐実さんを迎え、春の新色コスメを使った最旬の洒落顔をお届け。意気投合した2人が織りなす春メイク、必見です。

ジャケット¥96,800、シャツ¥59,400、スカート¥79,200（全て3.1 フィリップ リム／3.1 フィリップ リム ジャパン）、イヤーカフ〈上〉¥22,000、イヤーカフ〈下〉¥38,500、中指のコイルリング¥42,900、人差し指のリング¥33,000（全てオール ブルース／エドストローム オフィス）

小田切さんと安達さんがこの春、デイリーにヘビロテしたい洒落色に認定したイエローのコスメは、さり気なく主張させたほうがスタイリッシュな仕上がりになると心得て。パートナーのブラウンでベースの骨格を引き立たせつつ、“控えめにきかせる”のが今っぽく使いこなすためのグッドバランス。黄色のキャッチーさを引き算した分だけ、センスのバロメーターは爆上がりするから不思議。

ポップの代名詞ともいえる黄色は、ブラウンを仕込んでそれとなく浮かべる。シックな陰影を授けたニュアンスイエローのワントーンフェイスが、この春の2人の大本命。キャッチーでいてモード感も漂うところも秀逸。

左から：艶めくシアーなイエロー。ザ アイシャドウクリーム Million Words ¥2,200（アディクション ビューティ・限定品） 、ほんのり赤みを帯びたブラウンと繊細なピンクパールをはらんだバームのコンビ。ルナソル カラーリンググレイズ EX08 ¥6,820（カネボウ化粧品・限定品）

ルナソルのチークをアイシャドウベースとしてアレンジ。左のブラウンを上まぶた全体と下まぶた全体に広げた後、アイホールに指でアディクションのアイシャドウをなじませる。目頭の上から眉の下辺の中間までと、黒目の下から目尻にルナソルのブウランを足す。マスカラは下まつ毛にだけブラックを。ホットビューラーで真下にカールさせてからサラッと塗って。

ブラックブラウン。先端がなぎなた型で1本1本描き足しやすい。スティロ スルスィル ウォータープルーフ 818 ¥5,500（シャネル）

シャネルのアイブロウペンシルで元の毛流れを生かしながらまばらな部分をシュシュッと埋めて、フェザーっぽく。眉山を意識せずストレートタッチに。

左から：柔らかなヌードベージュ。ザ マット リップカラー 01 ¥3,850（RMK Division）、ヌーディなイエローのリキッドリップ。クリアなヴェールをかけたようなニュアンスに。ディヴァインリップジェム 01 ¥3,850（THREE）

RMKのヌードベージュで上唇のエッジをくっきりと取ってからリップの先で全体をトントン。下唇の輪郭はナチュラルにぼかす。唇の山をはっきりさせることで、間延びしがちな人中をキュッと見せて。その上にスリーのリキッドリップを重ねて立体感を演出。口角は抜いて、こなれ感をプラス。

ほんのり赤みを帯びたブラウンと繊細なピンクパールをはらんだバームのコンビ。ルナソル カラーリンググレイズ EX08 ¥6,820（カネボウ化粧品・限定品）

ルナソルのチークの左を耳の手前から頰の中央に楕円形に。上気させながら、シェードっぽく。

軽やかなイエローグリーン。ネイル カラー ポリッシュ 149 ¥2,750（SUQQU・限定品）

スックのネイルを全ての爪に2度塗りしてビビッドに。

安達祐実／2歳で芸能界デビュー以降、俳優として数々の話題作に出演。アパレルブランド「虜」、コスメブランド「Upt」のプロデュースなど、多岐に渡り活躍。テレビドラマ「スタンドUPスタート」、「星降る夜に」など、話題作への出演が後を絶たない実力派。

小田切ヒロ／Nous主宰。センスとテクニックだけでなく、ユーモア溢れるキャラクターであらゆるメディアから引っ張りだこ。タレントやモデルからの指名も多数。見る美容液として名高いYouTube「HIRO BEAUTY CHANNEL」やTikTok（@hirobeautychannel）も話題。

次回は黒とピンクを使いこなして'90年代メイクを今っぽくアップデートする方法をご紹介します。お楽しみに！