映画「リカ 自称28歳の純愛モンスター」で主演を務める女優の高岡早紀さん。同作は、逃走犯の雨宮リカ(高岡さん)に拉致され、行方不明になっていた本間隆雄(大谷亮平さん)の死体が山中で発見されます。警視庁捜査1課の奥山次郎(市原隼人さん)は潜伏中のリカをおびき寄せるため、偽名を使って、マッチングアプリでリカを捜し出すことに成功しますが…ドラマ「リカ」のその後を描いたサイコスリラーです。

 オトナンサー編集部では、高岡さんにインタビューを実施。役作りや共感できるところなどを聞きました。

映画化の話にびっくり

Q.映画化の話を聞いていかがでしたか。

高岡さん(以下敬称略)「映画化の話はびっくりしました。そんなにいろんな人から支持されていることも驚きでした。リカのシリーズに出演させていただいて、こういうモンスターみたいな役をどれだけ演じればいいんだろうと思いました(笑)そういう役に呼ばれているのか、私が呼んでいるのか分かりませんが(笑)映画『忠臣蔵外伝四谷怪談』『モンスター』は転機になっている作品なので、この作品もそうなるのかなと思っています」

Q.役作りにしたことを教えてください。

高岡「最初に台本を読み、自分の中でこんな雰囲気にしようかなと思って提案しました。髪形はすてきなのか変なのか、見ている方の価値観が混乱するような感じに作りました。衣装はプロデューサーや衣装さんと選び、作り上げていきました。私だけの力ではなく、いろいろな要素がまとまって、今の形になっています」

Q.髪形も高岡さんが提案されたのでしょうか。

高岡「私が提案しました。リカを特殊な感じにしたいんですが、やりすぎると見た目から変人になってしまいますから、ひらめいたのはかつらみたいな感じの髪形で、どっちか分からないようにしました。原作のリカもそうですが、潜伏しているので、お風呂に入ってないかもしれないと思って、オイルっぽくしました」

Q.リカ役がこんなに長く続くと思いましたか。

高岡「思っていませんが、原作がシリーズものなので怪しいなと思いました(笑)ドラマは小説の2作目と3作目を合わせたストーリーです。リカがまさか、皆さんに支持されるとは思いませんでした」

Q.リカも映画化でパワーアップしていますね。

高岡「『今回、リカはパワーアップして飛ぶんだよ』とクランクイン前に言われ、それを受け入れるのは時間がかかりました(笑)でも、今回は完全なエンターテインメント作品なので、笑ってもらっても、怖がってもらってもいいです。リカが飛んだら笑いますよね(笑)」

Q.リカに共感できるところはありますか。

高岡「全然共感はできないんですが、ピュアな感じは若い頃にはあったと思いますし、そこまでの真っすぐな気持ちはすがすがしいと思います」

Q.松木創監督から要望はありましたか。

高岡「ドラマを一緒に作ってきているので、要望はなく、私のタイミングも分かっていらっしゃるので、すごくいい環境でお芝居をさせていただきました」

Q.演じる際に気を付けていることを教えてください。

高岡「その役に対して真面目でいること、真摯(しんし)に向き合うことですね」

 映画「リカ 自称28歳の純愛モンスター」は6月18日から全国公開。

ヘアメーク:千吉良恵子(cheek one)
スタイリスト:寳田マリ