リクルート(東京都千代田区)が運営するニュースサイト「SUUMOジャーナル」が、東京を代表するビジネス街の一つであり、2027年にリニア中央新幹線の駅開業を控えている品川駅(東京都港区)までアクセスしやすい街にある賃貸物件の価格相場に関する調査結果を発表。「家賃相場が安い駅」をランキング形式で発表しました。

ランクインは全て「神奈川県の駅」

 対象となる駅は、不動産サイト「SUUMO」に掲載されている、品川駅まで電車で30分以内の駅(掲載物件が11件以上ある駅に限る)。対象物件は、駅徒歩15分以内のシングル向け賃貸物件(10平米以上〜40平米未満、ワンルーム・1K・1DK。定期借家を除く)です。

 データ抽出期間は2022年4月〜6月で、同期間に掲載された賃貸物件の管理費を含む月額賃料から中央値を算出しています(3〜18万円で設定)。なお、ランキングに掲載しているのは「乗り換え回数が2回までの駅」です。

 同率2位となったのは、「星川駅」(横浜市保土ケ谷区、相鉄本線)と「片倉町駅」(横浜市神奈川区、横浜市営地下鉄ブルーライン)。いずれも家賃相場は5万5000円で、品川駅まで30分、乗り換えは1回です。

 中でも星川駅は、相鉄本線の快速が停車する駅です。快速乗車時は横浜駅の次の停車駅で、両駅間の所要時間は約7分。駅の近くには大規模なスーパーなどが充実している一方、少し行くと、地元産の野菜や生鮮食品などの専門店が連なり、「ハマのアメ横」の愛称で親しまれる「横浜洪福寺松原商店街」もあります。また、広大な県立公園の「保土ケ谷公園」もあり、休日にスポーツを楽しみたい人にもぴったりな街といえます。

 そして、1位となったのは「羽沢横浜国大駅」(横浜市神奈川区、JR埼京線)でした。家賃相場は5万3000円、品川駅までは30分、乗り換え1回でアクセスできます。

 同駅は、2019年のJRと相鉄の直通に伴い開業した新しい駅。2023年3月、相鉄が同駅から新横浜駅を経由して、日吉駅(東急東横線、東急目黒線)まで直通する連絡線を開業予定です。渋谷駅などへ乗り換えなしで行けるようになる他、東急目黒線と相互乗り入れしている東京メトロ南北線や都営三田線も利用できるようになります。また、東急との直通線の開業に合わせ、横浜国立大学の研究チームや提携企業などによる駅周辺の再開発が進められ、買い物施設なども増えてきています。

 調査結果を受けて、同社は「ランキングは全て神奈川県の駅が占め、所在地は横浜市神奈川区が目立つランキングとなりました」「新しく生まれ変わりつつある品川駅のように、街や駅も、常に変化を続けています。このランキングも参考にして、その時々の生活にフィットする街や部屋を探してみてください」とコメントを寄せています。