コーヒーや茶、エナジードリンクなどに含まれる「カフェイン」を過剰に摂取すると、目まいや震えなどの症状を引き起こすことがあるとして、農林水産省がXの公式アカウントや公式サイトで注意を呼び掛けています。

医薬品にカフェインが含まれていることも

 農水省によると、カフェインを過剰に摂取し、中枢神経系が過剰に刺激されると、目まいや心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠が起きるといいます。また、消化器管が刺激されることで下痢や吐き気、嘔吐(おうと)を引き起こすこともあるということです。

 カフェインは主にコーヒーやお茶、エナジードリンクなどの飲み物に含まれていますが、風邪薬や眠気防止薬、酔い止め薬といった市販の医薬品に含まれていることもあると説明。

 そのため、カフェインを含む医薬品を服用する場合は、コーヒーやお茶、エナジードリンクなどのカフェインを含有する飲料と一緒に飲むことを避けるよう、アドバイスしています。

 このほか、農水省は、酒と一緒にカフェイン入り飲料を飲むことをやめるよう、注意喚起。その理由について、「カフェインだけでなくアルコールの取り過ぎにつながります」とXでコメントしています。