真逆の性格をした娘に困惑する母について描いた漫画「娘が苦手でした」が、Instagramで6100以上のいいねを集めて話題となっています。

 母が子どもの頃、苦手だった「気が強い女子」。日常の言動がその子たちに似てきた娘に、母は少し困惑していました。しかし、かわいい自分の娘を通じて、苦手なタイプの女子を改めて考えてみると…。読者からは、「お母さんが戸惑っている様子が興味深い」「お母さん側の気持ち分かります!」「気付きのある投稿、ありがとうございます」などの声が上がっています。

自分に自信がある娘

 この漫画を描いたのは、Instagramで漫画を発表している、主婦のりずさんです。りずさんに、作品についてのお話を聞きました。

Q.今回、漫画「娘が苦手でした」を描いたきっかけを教えてください。

りずさん「娘が友達と話しているときに、『自分では考えられないやりとり』をしていたからです。また、子どもの頃、娘に似た『気が強い女子』が苦手だったことを思い出したから、という理由もありますね」

Q.自分と娘さんの間に感じる「決定的な違い」は、どのような点ですか。

りずさん「『ありのままの自分でいることに自信がある』ところでしょうか。娘の言動にはうそがなく、『相手に嫌われるのは嫌だ』という懸念が少ないように感じます。つまり、ありのままの自分でいることを恐れていないのだと思います。

私の場合、子どもの頃から『これを言ったら嫌われてしまうかも』と、自己保身のためのうそをついていた記憶があります。また、大人になった現在は、人間関係を円滑に進める上で、自分の気持ちにうそをつくことも、ある程度仕方がないと思っていますが、当時は少し深く考え過ぎてしまっていた気もします」

Q.この作品を旦那さまはご覧になりましたか。また、旦那さまと娘さんの性格は似ていますか。

りずさん「描いている漫画は、すべて夫には見せていません(笑)。夫は優しく穏やかで、娘と性格は似ていません。なので、娘の強みであり、個性ですね!」

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

りずさん「2023年10月からです」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えてください。

りずさん「読者の皆さんに、『楽しい』『面白い』と思っていただけるような漫画を描いていきたいです!」

Q.漫画「娘が苦手でした」について、どのような意見が寄せられていますか。

りずさん「『こういう子、好きです』『娘さん、裏表がなくてすてき』『気が強い子に育ってくれた方が安心する』など、娘を肯定していただける意見が多かったです。また、『お母さん側の気持ちも分かります!』と、私の気持ちをくんでくださる人も。ただ、否定的な声もありました。

たくさんのコメントを頂きましたが、さまざまな意見があって面白いなと思いましたね」