雨の日に商業施設や公共施設などに行くと、雨で床がぬれており、滑りやすくなっていることがあります。そんな中、店舗や商業施設で買い物時につまずいたり、滑ったりすることによる転倒事故が発生しているとして、国民生活センターが、Xの公式アカウントで注意を呼び掛けています。

雨天時は店舗の入り口付近が滑ることも

 国民生活センターによると、70代の人が雨の日の夜、コンビニの入り口付近で転倒し、手首を複雑骨折した事例があるということです。

 また、別の70代の人が、大型スーパーのフロアを歩いているときに、周辺の店などに気を取られたことで、フロアのコードカバーにつまずいて転び、左ひざを強く床にぶつけた事例もあるといいます。結局、痛さで起き上がれなくなったため、救急搬送され、7日間入院したということです。

 国民生活センターは、店内ではちょっとした段差や落下物、床に置かれた商品箱など、足元や周囲にも注意を払うよう、呼び掛けています。

 特に雨の日の店の入り口は、床がぬれて滑りやすいことがあるため、一層の注意が必要だということです。また、スーパーの鮮魚コーナーや冷凍ケースなどの周辺も床がぬれていることがあるといいます。もし危険を感じたときは、店員に申し出て、安全策を取ってもらうよう、アドバイスしています。

 なお、高齢になるにつれて、足元や周囲に想定外の変化があった際、その対応が遅れがちになり、転倒やそれに伴う骨折などのリスクが高くなるといいます。そのため、買い物時は慎重に行動するよう求めています。