五輪デーラン開催地に来春“聖火” 蔵のまち喜多方、復興熱高まる

五輪デーラン開催地に来春“聖火” 蔵のまち喜多方、復興熱高まる

 来夏の東京五輪・パラリンピックは“復興五輪”を掲げており、東日本大震災被災地の期待は小さくない。

 東日本大震災被災県の東北地方で唯一、日本オリンピック委員会(JOC)と一緒に“五輪精神”の普及を目指す「オリンピックデーラン」を開いている福島県喜多方市は来春の東京五輪・パラリンピック聖火リレーのルートに選ばれ、喜多方の歴史と文化を発信するチャンスと意気込んでいる。

 喜多方市の押切川公園スポーツ広場で7月7日開かれた「オリンピックデーラン喜多方大会」の開会式であいさつした同市の遠藤忠一市長は「喜多方市でオリンピックデーランを開くのは今回で15回目。喜多方は来年の東京五輪の聖火ルートに選定された。大変喜ばしく光栄なこと」と述べ、「ここ喜多方から、1年後の東京オリンピック・パラリンピックに向けた機運を盛り上げていこう」とオリパラへの期待を示した。

 ウォーキングのスターターの務めを終えた遠藤市長は取材に「喜多方は蔵のまちであり、古い街並みを聖火が通るルートなどを想定している。震災の風評被害で修学旅行者がかなり減ってしまった。喜多方の歴史・文化の魅力を、オリパラを契機に国内外に発信して、農作物の風評被害の払しょくとともに、喜多方観光の復興を目指したい」と力強く語った。

 デーラン開催地の喜多方市では、復興に向けた熱い思いが、来春の聖火より一足お先に燃え上がっているようだ。

 聖火リレーのルートは福島県を来年3月26日出発するルートの概要が東京五輪・パラリンピック組織委員会から6月発表された。7月3日には、東京五輪・パラリンピック組織委員会とグループ企業が聖火リレートーチの燃料(ガス)を供給するJXTGエネルギーが「東京2020オリンピック聖火リレーサポーティングパートナーシップ契約」を締結した。聖火リレーに向けての準備は着々と進んでいる。

 オリンピックデーランは、国際オリンピック委員会(IOC)の創立日=オリンピックデー(6月23日)=を記念し、世界平和や個人の尊厳を尊重し、人種差別を許さない「五輪精神」の普及促進を狙い、JOCが開催地の自治体などと一緒に毎年開いている。

 喜多方大会には小塚崇彦さん(フィギアスケート)や大林素子さん(バレーボール)などオリンピアン10人が参加。親子連れなどの大勢の参加者とジョギングやウォーキングなどをして触れ合い、体を動かす楽しさ、スポーツの醍醐味などを伝えた。

 オリンピックデーランは今年9会場で開催する。次回は9月15日、東京都板橋区で開く。


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