コミュニケ―ションと羞恥心を調査 SNSが普及するほど直接対話は減少

コミュニケ―ションと羞恥心を調査 SNSが普及するほど直接対話は減少

 ヤフーとLINEの経営統合が発表され、IT企業同士でのサービス連携や統合が進むことで、消費者側にはどんな変化が訪れるか話題になっている。LINEの利用者は多く、コミュニケーションの分野ではすでに、LINEの浸透で直接対話が減少しているほか、ネット空間での羞恥心の存在も明らかになっている。

 NTTコムオンライン・マーケティング・ソリューション(東京)と立教大学・有馬賢治研究室は、「消費者のネット環境を基礎としたコミュニケーション手段と羞恥心に関する調査」を行った。調査対象は、NTTコム オンラインが運営するインターネットアンケートサービス「NTTコム リサーチ」会員モニター1,574人。

 日常生活で、対話、発信など他者とのコミュニケーションで主に利用している手段を答えてもらったところ(複数回答)、LINEの浸透は顕著で全体の70.8%が利用。10代では9割以上。次点がメールで63.2%。メールは10代では3割台にとどまった。一方、電話や対面などの直接的なコミュニケーションを行っている人は年代が上がるほど多い。10〜20代では直接的なコミュニケーションは4割を切り、LINE利用率が7〜9割だったのと対照的な結果に。

 そこで、普段の他者とのコミュニケーションの中で、どのような時に恥ずかしいと感じるのか5点尺度で調査。平均値が3.3以上の回答に注目すると、30代以下の女性は恥ずかしいと感じる場面が多く、特に女性10代の平均値が高かった。対面に限らず、ネット上のコミュニケーションでの羞恥心もあり、自身の言動や写真に対して恥ずかしさを感じる人が多い。性・世代にかかわらず、恥ずかしさを感じる傾向があるのは、大勢の前で話すときや、好きな人に面前や電話で告白するとき。一方、男性40代以上では、3.3以上の回答は皆無。リアルでもネット上でも、恥ずかしさを感じる人は少ないようだ。


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