近年は、性別役割分担の意識にとらわれず、家庭内でも性別に関わらず家事や料理を担っていくという意識が広がっている。香辛料・調味料のメーカー・万城食品 (静岡県三島市)は、サンケイリビング新聞社が2009年から提唱する「主婦休みの日」(1月25日・5月25日・9月25日)にちなみ、女性に焦点が当てられがちな家事・料理面について、男性側の事情を調査した。

 「男性の家事・料理意識についてのアンケート」と題し、男性300人を対象に9月16日から17日にかけて行ったインターネット調査。

 300人のうち9割以上が家事をしていると回答。「1日の中で特に時間がかかる家事」(複数回答)は、多い順に「料理」(55.1%)、「掃除」(48.9%)、「洗濯」(30.8%)、「ごみ捨て」(25.7%)だった。負担に感じている家事も同順位で、費やす時間が多いほどその家事を負担に感じている人が多いという結果だった。

 最も負担に感じている男性が多い「料理」について、1日のうち献立作りや買い物などを含む料理に費やす時間の平均は、平日「48.2分」、休日「58.3分」。料理が好きかどうかについては、「好き」「どちらかと言うと好き」と回答した男性を合わせると53.7%。「もっと積極的に料理をしたい」という男性が45.6%と半数近くだった。もっと積極的に料理をしたいと答えた137人に、「料理をしたいと思っているのにできていない理由」(複数回答)を訪ねたところ、「時間がない」(45.3%)、「レパートリーが少ない」(37.2%)、「料理の腕前に自信がない」(30.7%)、「何を作ったらいいか分からない」(22.6%)などだった。

 料理をする男性239人がよく作る料理の上位二つは「肉」「野菜」メインの料理で、苦手な料理は約半数が「魚」メインの料理と回答。普段の調理方法は「炒め物」(69.0%)、「焼き物」(54.8%)、「煮物」(37.7%)、「揚げ物」(23.0%)で、苦手な調理方法は約3人に1人(36.0%)が「揚げ物」を挙げた(いずれも複数回答)。「肉をメインに炒め物」が取り組みやすいメニューなのかもしれない!?

 また、既婚男性の家事・調理事情も調査。既婚男性105人のうち、家事を3割以上担っていると回答した人は、全体の35.6%にとどまり、家事のほとんどをパートナーに頼っている男性が多いようだ。その中でも、約4人に1人(25.9%)が、「パートナーに対してもっと自分が担いたいと思う家事」(複数回答)として「料理」を挙げた。また、パートナーに作りたい料理(同)のトップ3は、「おいしく作ることができる料理」(39.5%)、「パートナーが好きな料理」(35.1%)、「栄養バランスのよい料理」(34.1%)だった。

 もっと料理をしたいけど「時間がない」「料理のレパートリーが分からない」という理由で思ったように料理ができず、「魚をメインにした料理」が苦手な男性が多いことが浮かび上がった今回の調査。簡単な工程で作れる市販の料理の素を利用して、魚介類を使ったメニューに挑戦してみても、楽しくレパートリーが広がるかも!