世界的観光都市・京都。車で訪れる人も多く、コロナ禍前の春や秋の観光シーズンには、京都市内の道路や駐車場の大混雑ぶりがよく知られている。コロナ後も見据えれば、観光名所に設置された駐車場があっても、場所を確保することは非常に難しく、周辺のコインパーキングも満車、駐車場所を探し回る車で道路は渋滞という事態も想定される。住民にとっても市内の駐車問題は難題だ。

 京都市は「歩くまち・京都」を掲げ、観光客には徒歩と電車を組み合わせた移動を勧めている。乗ってきた自動車は近郊の鉄道駅そばの駐車場に止め、鉄道と自分の足で観光スポットに向かう「パークアンドライド」方式を推しているが、混雑解消の効果を発揮しているだろうか?

 こんな京都の課題の解決に向け、学識経験者や自治体関係者、街作りを手掛ける民間企業の担当者らが集って話し合うイベント「『歩くまち・京都』に向けた駐車マネジメントシンポジウム」(無料)が12月7日に開かれる。オンライン形式での参加も可能。

 シンポジウムではまず、京都大学経営管理大学院の山田忠史教授が「これからの駐車マネジメント」とのテーマで基調講演。続いて日本プロジェクト産業協議会(JAPIC)の国土・未来プロジェクト研究会委員である杉原克郎エスシー・マシーナリ社長が、課題解決に向けたJAPICからの提言を発表する。

 さらに山田京大教授をコーディネーターにパネルディスカッション「『歩くまち・京都』に向けた駐車マネジメントについて」を行う。下記の5人がパネリストとして参加。自動車の流入抑制や駐車マネジメントといった、幅広い観点から議論する予定だ。

【コーディネーター】
山田忠史・京都大学経営管理大学院教授

【パネリスト】
岩本雅也 (国土交通省近畿地方整備局京都国道事務所長▽梅澤優司(京都市都市計画局歩くまち京都推進室長)▽濱﨑麻智(公益社団法人京都市観光協会担当部長)▽浦尾たか子(京南倉庫株式会社常務)▽白水靖郎(JAPIC国土・未来プロジェクト研究会委員/中央復建コンサルタンツ常務) (※敬称略)

 シンポジウムの主催は一般社団法人近畿建設協会と一般社団法人日本プロジェクト産業協議会(JAPIC)。後援は国土交通省近畿地方整備局と京都市。

●シンポジウム概要

【日時】12月7日(火)13:00〜16:30(受付開始12:30)

【会場】京都テルサ(京都府民総合交流プラザ、京都市南区東九条下殿田町70)

【定員】会場:350人 (先着順)、オンライン:定員なし

【参加費】無料

【参加申し込み】
会場(締め切り12月3日):https://www.kyokai-kinki.or.jp/form/pform1.php?no=4
オンライン(同12月7日):https://www.kyokai-kinki.or.jp/form/pform1.php?no=8