勉強しなさい、と言われるとかえって嫌になる、とよくいわれる。読書の秋だけれど、「本を読みなさい」という親の言葉も、子どもたちへの効果はイマイチのようだ。もっとも、「子どものころの読書習慣」についてのアンケート調査(CyberOwl・東京)によると、読書と成績の相関関係を実感した人は多い。

 全国の20歳以上の500人を対象に8月30日に調査を実施。中学生のころの読書習慣について、「よく本を読んだ」(37%)、「ときどき本を読んだ」(35%)を合わせて、中学時代は7割の人に定期的に本を読む習慣があった。読書量と成績の相関関係についても、あると思う人が8割にのぼった。特に、定期的に読書をしていた人の9割が「国語」の成績がよかったと答えている。

 学力以外でのメリットについては、やはり8割にのぼる人が「読書によって将来の選択肢や視野が広がった」と感じていた。

 一方、「中学生のころ本を『読みなさい』と言われていたか」については、よく読んでいた人の過半数は「まったく言われなかった」と回答、逆にあまり読書をしなかった人の半数も同様に「まったく言われなかった」と答えている。「本を読みなさい」という言葉によって読書への興味が増すことへの効果はあまりないようだ。