イタリア映画界の巨匠、ルキノ・ヴィスコンティが手がけた映画『異邦人』のデジタル復元版Blu-ray&DVDが11月17日に発売決定。同氏の作品やルーツに迫るドキュメンタリー作品『ルキノ・ヴィスコンティの世界』のDVDも同時発売となる。価格は『異邦人』のBlu-rayが6,380円(税込、以下同)、DVDが5,280円。ドキュメンタリーDVDは4,180円。

『ベニスに死す』『家族の肖像』『山猫』など多くの名作を生みだし、イタリア映画界の至宝と評される映画監督ルキノ・ヴィスコンティが手がけた、“幻の名作” とも言われる『異邦人』。

原作は『ペスト』などで知られるノーベル賞作家アルベール・カミュの傑作『異邦人』で、長年の構想の末にヴィスコンティが映画化し、日本での初公開は1968年となる。以降は短縮日本語吹替版がテレビ放映される機会はあったものの、ソフト化されることはなかったが、このたびようやくBlu-ray/DVD化が実現した。

2021年3月に公開されたデジタル復元版を収録。1968年公開当時は英語吹替版で上映されたが、Blu-ray/DVDの音声はオリジナルのイタリア語版(日本語字幕付き)となる。

テレビ放映時の日本語吹き替え版も収録され、オリジナル/吹替ともにドルビーデジタル モノラル収録。なお、吹替音声の無い部分をスキップしてTV放送版と同じ編集で観賞できる「吹き替えTV放送版 再生機能」付きとなる。本編は104分。映像特典には劇場予告編が収録する。

出演者もイタリア映画界を代表する俳優たちが名を連ね、難解な主人公ムルソー役をマルチェロ・マストロヤンニ、恋人役をアンナ・カリーナが演じている。

同時発売される『ルキノ・ヴィスコンティの世界』は、監督のルーツと作品を辿りながら彼のキャリアと人生を紐解いてゆくドキュメンタリー作品。本作の音声もイタリア語(日本語字幕)で収録する。1999年制作で、本編は60分。なお2001年8月に発売されたものと同一内容、HDマスター版となる。

本作を監督したカルロ・リッツアーニ氏が自ら案内人となり、ヴィスコンティ作品に出演してきた俳優マルチェロ・マストロヤンニ、バート・ランカスター、アラン・ドロン、そしてヴィスコンティ本人へのインタビューなどが収録される。

なお、『異邦人』および『ルキノ・ヴィスコンティの世界』は今後、デジタル配信も予定しているとのこと。