パソコンの機能拡張といったらケースを開けてボードを挿して…確かに、そのような方法は現在も健在ですが、ノート型が主流の現在は「USB」を使うことが一般的。USB 3.x以降に対応したパソコンであれば、HDDやSSDなど大容量記憶装置に高速アクセスできるうえ、外部ディスプレイをつなぐこともかんたんです。

そこでネックとなるのがUSBポートの少なさですが、USBやHDMI、LANなど様々な端子をもつ「USBドッキングステーション」を使えば解消できます。製品にもよりますが、SD/micro SDカードスロットの装備は当たり前で、4K映像出力対応のHDMIポートを装備していることも珍しくありません。USB PDでの給電に対応した製品であれば、ノートPCを充電しながら周辺機器も使えてしまいます。

そんなUSBドッキングステーションでハマりやすい罠が、Type-Cケーブル。ケーブルや端子が直付けのモデルなら問題ありませんが、ケーブルが分離できるタイプでパソコンとの接続にテキトーなType-Cケーブルを使うと、「USBドッキングステーションにつないだ機器が遅くて使いものにならない」などのトラブルを招いてしまうのです。

4K映像出力などデータ転送の高速性が求められる機能には、パソコンとUSBドッキングステーションの接続に、USB 3.x対応のType-Cケーブルを使う必要があります。Type-Cケーブルの中にはデータ転送規格がUSB 2.0のものがあり、その場合はUSB 3.xの転送速度やオルタネートモード(Type-Cを利用した映像出力)の機能を利用できません。

USB 2.0対応のType-CケーブルであってもUSB PDの急速充電に使えてしまうことがあり、USB 3.x対応ケーブルと見た目で区別するのは困難です。パソコンとUSBドッキングステーションを接続するときには、製品の付属品か、確実にUSB 3.x対応のType-Cケーブルを利用しましょう。