実は発達障害じゃないかも...近年急増している「発達障害もどき」の正体

nobico(のびこ)6/20(金)11:50

実は発達障害じゃないかも...近年急増している「発達障害もどき」の正体

※写真はイメージです

発達障害の子どもへの理解が進みつつある教育現場。その一方で、園や学校の先生が発達障害を疑ったものの、実際にはそうではなかったというケースも増えているといいます。

発達障害のようで、実は発達障害ではない…そんな「発達障害もどき」の正体とは?
医師・成田奈緒子先生の解説を、著書より抜粋してご紹介します。

※本書は、成田奈緒子(著)このえまる (イラスト)『マンガでわかる! 「発達障害」と間違われる子どもたち』(青春出版)より一部抜粋、編集したものです。


臨床現場から見えてきた「発達障害もどき」という存在

発達障害という言葉が広まり、教育現場にも浸透した結果、教師が「発達障害のカテゴリーに入ると思われる子どもたち」を見つける機会が増えました。

しかし、「発達障害ではないか?」と学校から指摘を受けて、私のところに相談に来る方々の中には、医学的には診断がつかないケースも多く存在します。

私はこのような例を「発達障害もどき」と呼んでいます。

発達障害もどきとは何か――。大まかに言うと、「発達障害の診断がつかないのに、発達障害と見分けのつかない症候を示している状態」を指します。

ご注意いただきたいのですが「発達障害もどき」は、診断名ではありません。私が診療を通して出会った子どもたちの症候を見る中でつくった言葉です。

周りから見ると言動に発達障害と同様の症候がある。そのため、教育現場で発達障害を疑われる。その言動のために子どもたち自身もとても困っていて、親御さんも悩み苦しんでいる。だが、実際は発達障害ではないというケースが、発達障害もどきの代表例と言えるでしょう。

発達障害もどきは、次の3つのカテゴリーに分けられます。

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