グランメゾン、木村拓哉のスタイリストは“大抜擢”の女性

グランメゾン、木村拓哉のスタイリストは“大抜擢”の女性

 包丁さばきも、スパイスを振る様も、そっと仕上げをする手つきも、さすが木村拓哉(47才)だ。撮影前にはキッチン用品の問屋街である東京・合羽橋で、マイ包丁を購入したという彼は、ドラマで演じている二つ星シェフになりきっている。

「調理担当者に任せられるのに、木村さんが自分で調理をしようとすることに、最初は周囲も戸惑っていました。しかし、あまりにクオリティーが高いので、スタッフも本気になり、盛り付けなどに厳しい指示を出すようになっています」(TBS関係者)

 もちろん、それだけの演技をするための下調べも抜かりない。撮影の合間には“取材”までしているという。

「鈴木京香さん(51才)、沢村一樹さん(52才)、及川光博さん(50才)たちと、都内の三つ星レストランへ足を運び、料理や盛り付けだけでなく、スタッフの動きも観察していました」(ドラマ制作スタッフ)

 ドラマ『グランメゾン東京』(毎週日曜21時〜TBS系・以下グラメ)は第4回の放送で視聴率13.3%、番組最高を記録した。現場の士気は撮影を重ねるたびに高まっているという。

 そもそも木村は撮影前から気合充分だった。

「今回はいつも以上に、作品を作り上げようという意欲を木村さんから感じていました。それは、彼の演じる尾花夏樹の見た目によく表れています」(前出・TBS関係者)

 木村が演じる尾花は、過去にパリで3度、二つ星を獲得したことのあるフレンチシェフ。しかし、職人気質が強いあまりに、コミュニケーションに苦労することも。このドラマは、とある事件で仲間も名声もすべてを失った尾花が仲間と共に三つ星レストランを作っていくという物語だ。

「スタート時点からいつものキムタクのようにパリッとしているわけにはいきません。初回の衣装打ち合わせでは、尾花のような男にはどんな服装がふさわしいかを監督と話し合いました。その結果、新品はふさわしくないということになり、最初に用意されていた衣装のほとんどがボツになりました。そうしてたどり着いたのが、古着。尾花の衣装には、ブランドのスタッフがプライベートで何年か着た私物が採用されています」(前出・ドラマ制作スタッフ)

 徹底した作り込みは、ヘアスタイルにも及んでいる。

「前髪にパーマをかけてボリュームを持たせたスタイルで、カッコイイとか悪いとかを超越した、間違いなく“新しいキムタク”でした。かなり時間をかけて生まれたヘアスタイルだそうです」(前出・TBS関係者)

 ツーブロックでサイドは刈り上げてすっきりさせ、対照的に、前髪は強めのパーマでボリューミーに。スタッフはこの尾花スタイルを“グラメパーマ”と呼んでいるという。

「これまで木村さんの担当ヘアメイクといえば、『ビュートリアム』の川畑タケル氏や、『TIECHEL』の青木大輔氏など、現在も多くの芸能人を担当する超人気美容室の“カリスマ”とされるトップスタイリストばかりでした。

 ところが、今回このスタイルを生み出したAさんは30代半ばのあまり名が知られていない女性スタイリストです。担当している芸能人も木村さん以外は聞いたことがない。また、名高いヘアメイクのアシスタントとして修業し、独立したという経歴もない。それだけに周りのスタッフからすると、“よく彼女を抜擢したな”と驚きの声があがっています」(別のドラマ制作スタッフ)

※女性セブン2019年11月28日号


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