「堂本剛」「独」「演」の提灯がともる寄席のような舞台。金色の法被を羽織った堂本剛(42才)に、姿を見せず“天の声”としてゲスト出演しているゆりやんレトリィバァ(30才)が無邪気に問いかける。

「(インスタグラムで)剛さんが木村(拓哉)さん(48才)だけフォローしてるのって、私がナダルさんをフォローしてるのと同じ感じですか?」

 若手芸人のナダル(コロコロチキチキペッパーズ)とキムタクを、“同格”に扱うギャグなのだが、剛がはにかみながら、こう返す。

「木村さんとナダルさんは違うなぁ……」

 剛の発言にファンは大爆笑した。

 2人のやり取りは、6月11日に東京・江戸川区総合文化センターで行われた剛の独演会『小喜利の私』(6月9〜11日)のひとコマ。『小喜利の私』は、2011年から始まり、今年で9周年を迎える。歌やダンスは一切なし。剛が大喜利のお題に次々と答えていく、トークイベントだ。

 初日には、インスタグラム上での相互フォローは、木村からの提案だったことを告白。2日目には、5月15日に放送された『MUSIC FAIR』(フジテレビ系)で剛が尾崎豊さんの『I LOVE YOU』を歌った後、木村から夜に電話があり、「よかったよ」と褒められたことを明かしていた。

「ゆりやんが言及したように、剛さんは4月にインスタを開設してから今に至るまで、相互フォローをしているのは木村さんだけです。木村さんもフォローしている個人アカウントは剛さんだけ。剛さんは“ほかの人から相互フォローを提案されても、断ると思う”と話すほど、木村さん一筋です」(芸能関係者)

 なぜ剛にとって、木村は特別な存在なのか。

「KinKi Kidsの2人はジュニア時代、SMAPのバックで踊り、舞台裏で早着替えを手伝ったりしていました。剛さんは木村さんと中居さんからダンスシューズのお古をもらい、右足が木村さん、左足が中居(正広)さんというふうに片足ずつ履いていたそうです」(前出・芸能関係者)

 KinKi Kidsがデビューすると、SMAPとして、ステージ上でファンに「KinKi Kidsのことも、俺たちみたいにちゃんと応援してあげてね」と呼びかけたこともあった。

 木村の剛へのサポートは手厚かった。

「キンキの2人はこれまで『SMAPは僕たちの道標』だと、何度も公言しています。なかでも剛さんにとって、木村さんは特別で、お兄さんと呼んでいるほど。感受性が強く繊細な剛さんは、過密スケジュールだった10代の頃に過換気症候群やパニック障害に苦しんでいます。さらに2017年には突発性難聴で入院。そんな彼の体調を心配して、木村さんはことあるごとにメールや電話で励ましていたようです」(前出・芸能関係者)

 誰でも友人になるタイプではない剛が、開設したばかりのSNS。木村なりの“兄”としての心配もあって相互フォローを提案したのだろう。

 まるで兄弟のような関係性に近年、変化が生まれているようだ。

 昨年2月、木村は初のソロライブツアーを開催したが、その初日、剛は木村に応援の電話をしていた。

「剛さんはすでにソロツアー経験者なので、“先輩”として『頑張ってください』とアドバイスしたようです。それに対し木村さんが『音楽の大御所感出すのやめてくれる?』と笑いながら返したとか。このとき、木村さんは『何かあったら一緒にやりたいね』とも言ったそうです。剛さんはその言葉を大事にしていて、『いつかはお兄さんの曲を書かせてもらいたい』と思っているんです」(別の芸能関係者)

 互いに個人アカウントをフォローし合う唯一の存在。“たった1人の親友”といえるのかもしれない。

※女性セブン2021年7月1・8日号