最高気温が32.6℃を記録した7月17日、都内某所で約500人のエキストラを擁した大規模なロケが行われていた。通行人役のエキストラの間を、縫うように疾走しているのは佐藤健(32才)だ。額から汗が吹き出ているが、その原因は気温だけではなかった。

「撮影シーンが肌寒い時期の設定だったので、みんな厚着をしていました。ダウンジャケットにマフラー姿の人もいたし、佐藤さんも厚手のジャケットを羽織っていましたね。佐藤さんはカットの声がかかると、上着を脱いで、ペットボトルの水を勢いよく口に含み、待機中は手持ちの扇風機で首元を冷やしていました。熱中症対策でしょうね」(ロケ現場に居合わせた人)

 この日、佐藤が撮影に臨んでいたのは2022年にNetflixで世界配信が予定されているドラマ『First Love 初恋』のワンシーン。同ドラマは宇多田ヒカル(38才)が1999年にリリースした『First Love』と、その19年後に発表した『初恋』(2018年)にインスパイアされた作品だという。

「2曲のリリース時期をなぞるように、1990年代後半から約20年かけて、一組の男女の初恋をたどるラブストーリーです。佐藤さんは航空自衛隊のパイロット役を演じるのですが、そのお相手が満島ひかりさん(35才)ということでも注目を集めています。満島さんは、フライトアテンダントを目指すも、不慮の事故で運命に翻弄される女性を演じています」(ドラマ関係者)

 2人の共演のきっかけは意外なものだったという。

「先にキャスティングが決まったのが、満島さんでした。準備を進めるなかで、満島さん本人が『相手役はドキドキする人がいい』という理由で、佐藤さんを指名したんです」(前出・ドラマ関係者)

 佐藤は満島からのラブコールを、「(満島は)なかなか会えないし、なかなか共演できない人。貴重な機会」として快諾した。

「佐藤さんが、満島さんとの共演をそう捉えるのもうなずけます。満島さんは演技派として名を上げていますが、“仕事を選ぶ女優”ともいわれているんです。仕事に対して責任感が強く、自分が演じるイメージの湧く役じゃないとオファーを受けないとも。

 佐藤さんは今年の4月に所属していた大手芸能事務所から独立しています。出演は独立前に決定していましたが、独立後の大事な時期ですから、プロ意識の高い満島さんとの仕事ならと、オファーに応えたのではないでしょうか」(前出・ドラマ関係者)

 ドラマは年代や季節の移り変わりも描いており、長期間の撮影スケジュールが組まれている。そのため、冒頭のような過酷なシーンが少なくないという。

「Netflixは撮影予算が潤沢なので、リアルにこだわります。コロナ禍にあって500人規模のエキストラを集めたので、近隣住民は驚いていたようですが(笑い)。ハイリスクにならないよう感染対策は徹底しているようです」(前出・ドラマ関係者)

 撮影が進むなかで、2人は実際に周囲が「ドキドキ」する関係に発展しているという。

「佐藤さんと満島さんは、待ち時間なんかは2人でいることも多いんです。コロナの感染対策もあって距離をあけて話しているのに、とても親密な空気が伝わってきます。スタッフの間では『役抜きで、お似合いだね』なんて声もあがっています」(前出・ドラマ関係者)

 豪華な2人の初恋を見るのが待ち遠しい。

※女性セブン2021年8月12日号