江本孟紀氏 「鳩山由紀夫さんが僕のがんをバラしちゃった」

江本孟紀氏 「鳩山由紀夫さんが僕のがんをバラしちゃった」

「いま、僕の体の中には、一応がんはないんですよ。胃を全摘して、今のところ転移もしていない。だから、特別闘病もしていないし、共生もしていないんですよ。検査は3か月に1回やってますが、あとは普通に生活しているだけ」

 そう言い放つのは、辛口解説でお馴染みの“エモやん”こと江本孟紀氏(71)だ。

 江本氏の体にがんが見つかったのは2017年5月。テレビ番組で大食い対決をした時に、今までにない胃を突き上げるような感覚を覚えたという。3年ぶりに胃カメラを飲むとスキルス胃がんが発見され、全摘手術となった。

 ただ、江本氏はあっけらかんとこう話す。

「2人に1人が、がんになるといわれている時代ですからね。特別視するほうがおかしいんじゃない? 僕なんか“球界のがん”と言われ続けてきましたから、むしろ(がんが)見つかるのが遅かったくらいでしょう(笑い)」

 告知を受けた時も、「医者が驚くぐらい普通」だったという。江本氏は、がんを患ったこと自体、公開するつもりはなかったといい、「今年1月に叙勲受章祝賀会で挨拶してくださった鳩山由紀夫さんがバラしちゃった」と苦笑する。

「全摘して、もう今は病人という自覚は全くない。10年前になった糖尿病の数値なんて、今は改善されている。10年前より健康なんですよ。

“がんと闘っている人に一言お願いします”みたいな質問を受けるのが本当に嫌なんですわ。僕は僕、他人は他人でしょ。残りの人生も自然体でやりたいんです。ドカ食いは難しくなったけど、旨いものをしっかり食う。後はなるようになる」

 自然体の“エモやん”の言葉は、「がん」がどんな病気かを教えてくれる。

※週刊ポスト2018年12月21日号


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