「ももクロちゃんと、〇〇!」をキーワードに、ももいろクローバーZがさまざまなモノや人と出逢い、新たな発見をする“アンコントロールバラエティ”『ももクロちゃんと!』。

玉井詩織、高城れに、佐々木彩夏の3人が6月生まれのももクロ。「また歳とっちゃう」という高城は、記念すべき30歳に。

今回のゲストは、ももクロが共演したことがあるSHOW-YA・寺田恵子も太鼓判を押す、注目のガールズバンド・Gacharic Spin。華やかでカラフルな衣装に、玉井は「負けてる、ウチらが!」と驚愕。

彼女たちの最大の魅力は、キュートなビジュアルからは想像もつかない激しいライブパフォーマンス。年間1000本を超えるライブに出演し、日本国内に留まらず、世界でも注目を集めるガールズバンドだ。

寺田が語るGacharic Spinの魅力とは「演奏がうまい、ビジュアルがいい、パフォーマンスもいい。すべてがパーフェクト」。

「メンバーの入れ替えがけっこうあったんですか?」と玉井が聞くと、メンバーチェンジの末に、今の最終形態にたどり着いたのだという。脱退と加入を繰り返すこと11回、今回は三大転機を振り返りながら、Gacharic Spinの魅力に迫る。

1回目の転機は、初期メンバーのギターが脱退したこと。これをきっかけにギター・TOMO-ZOが加入したが、それに続いてバンドのボーカルまで連絡がつかなくなってしまい、謝罪しながら全国ツアーを回ったという。

さらに新体制でも新たな問題に直面。ボーカルがライブの盛り上げ役を担っていたが、楽器も兼任しているため身動きが取れなくなる。

そこで加入したのが、盛り上げ役を担うダンス担当メンバー。バンドとしては超異例のパフォーマー加入となった。その理由を尋ねられると、メンバーは「ノリ」と即答。

3つ目の転機は、10年続けた楽器パートを変更したこと。マイクパフォーマー・アンジェリーナ1/3が加入し、10年間ドラムを担当していたはながギター担当に変更。これには佐々木も「わざわざパートを変えなくてもよくないですか?」と冷静にツッコミを入れる。

しかし「過去の自分たちが常にライバル」という彼女たちは、賛否両論があっても、形を変えてバンドを進化させ続ける道を選んだという。

規格外のガールズバンドに、大いに刺激を受けたももクロ。ももクロとの意外な共通点も見つかるなど、発見の多い回となった。