ももいろクローバーZのリアルな姿を配信するテレ朝動画のオリジナル番組『ももクロChan』。

#707は、人気企画「っぽいキング決定戦」をお届け!

◆あーりん「だって、何股もしてたじゃん」

久々の開催となった「っぽいキング決定戦」も第9回を迎えた。

クイズ企画をやってもなかなか正解できないももクロのために生まれたこの企画。問題に対して答えではなく、あくまでも「一番正解『っぽい』答えを導いた人がキングに輝く」というものだ。

「逆に正解すると変な空気になる」「知らないフリして変な答えを出してもダメ」という難しい企画なのだ。

今回挑戦するのは、百田夏菜子、玉井詩織、佐々木彩夏とゲスト芸人のオラキオ、お見送り芸人しんいちの5人。司会は、平成ノブシコブシの徳井健太が務める。

かねてから『ももクロChan』を名だたるバラエティ番組と同列に並べて評価する徳井だが、今回初めて司会を務めるとあって気合いが入っている。

「一挙手一投足、全バラエティディレクターが見てるから」と神妙な面持ち。しかしこの仰々しい態度には、佐々木も「見てないよ」と苦笑い。

番組の古株であるオラキオは3回目の一方、しんいちは初挑戦となる本企画。

そんなしんいちに「ぽい師」の才能があるかを確認するが、意外と物知りで絵もそれなりに描けることが判明すると、玉井が「ぽい師」としては「すごい中途半端」だと一刀両断。

さらに百田が「ウソはつけないですよね?」と追求すると、しんいちは「ウソはめっちゃつきます」と気まずそう。別番組で共演したこともあり、佐々木は「だって、何股もしてたじゃん」と言い出す。

7人の女性と同時に付き合っていた過去をほじくり返され、のっけからタジタジのしんいちであった。

◆共鳴する夏菜子としんいち!

いよいよ「っぽいキング決定戦」が開幕!

「漢字問題」からスタートした今回、最初の問題は「『もぐら』という漢字をそれっぽく書いてください」。

さすがにこの問題は簡単といった雰囲気を出す玉井が「何回見てきたか、この文字を」と言うと、佐々木が「そんな見ることあるか!?」と冷静にツッコむ。

しかしクイズ番組の常連で、TikTokのタイムラインでも「なぞなぞ」をオススメされるほどクイズ好きな玉井は、本当に何度も見ているらしい。

実際、この問題には玉井とオラキオ、そして佐々木が正解してしまう。

一方、百田は「深土」と回答。「『土』が最初かなって思ったんだけど、でもそれだと『どぐら』になっちゃうなと思ったの」と謎の弁明をしている。

残るしんいちは「土」に「穴かんむり」と「黒」を合わせたオリジナル熟語を披露。この見事な解釈には一同感心し、「もぐらっぽいキング」はしんいちとなった。

しかし百田と同レベルであることが判明したしんいちは、「なんか恥ずかしかったです」と苦笑する。

そんなしんいちに「仲よくやっていきましょ」と語りかける百田。

このあとの「『うろこ』という漢字をそれっぽく書いてください」という問題でも、回答後にしんいちが「鉄って入ってなかったかなぁ(と思った)」と言うと、百田が「わかるわかる、わかります」と意気投合。

意外にもこのふたり、似た感性の持ち主なのかもしれない…!

◆ジョン&ヨーコ超えの、しんいち&夏菜子

漢字問題の次は、名言穴埋めだ。

「ジョン・レノンとオノ・ヨーコの名言『一人で見る夢はただの夢、一緒に見る夢は…』に続く、それっぽい言葉を考えてください」が出題される。

みんなが長考するなか、早く書き終わった佐々木は「恥ずかしいから早く出したーい!」と、自分の生み出した「名言」のイタさに身悶えしている。

ちなみに正解は「現実になる」なのだが、はたして全員の回答はどうなったのか。

オラキオが「人生の道しるべ」という可もなく不可もない言葉を出す。それに続く佐々木は「明日」と簡潔かつ、絶妙に恥ずかしいワードを出してきた。

「『続いていくよ』みたいな感じのことが言いたかったの。『未来』か『明日』かで迷ったんだけど」と照れながら説明する。

さらに佐々木は「あとちょっと『Yesterday』みたいな(ニュアンスで)『Tomorrow』かなぁ」と続ける。恥ずかしさのあまり、説明も長くなる。

そして玉井は「叶えられる夢。君と僕とで世界を変えよう。We are the world.」と長文で回答…!

「ジョンは世界規模で考えるんだと思って。現実じゃ終わらせない。これぐらいやってくんないと」と、むしろジョンを叱咤するあたりが玉井らしい。

百田と共鳴していたことに複雑な心境だったしんいちだが、ここで「曲になる」という絶妙におしゃれな答えを出してきた。

この回答には百田も「うまっ!」と絶賛。しんいち自身も「僕、ジョン超えてもうた」と自画自賛だ。

そして百田は「キミの夢」と、これまた素敵な回答。

真意としては「夢の中では、お互いがお互いのことを夢見ている」というニュアンスらしい。これも作詞をする百田ならではの感性が光る、見事な回答だ。

「ジョン&ヨーコ」に寄せながらも、正解を超えてきた「しんいち&夏菜子」。このふたり、どうやらかなり相性がよさそうだ。

ちなみに「ジョン・レノンっぽいキング」は、徳井の独断でしんいちに決定。今回の「っぽいキング」は、なかなかハイレベルな戦いとなりそうだ。