永瀬廉を主演に迎え、江國香織の伝説の恋愛小説を日本で初めて連続ドラマ化した『東京タワー』。

6月15日(土)に放送された最終回では、川野喜美子(MEGUMI)に大原耕二(松田元太)が告白。拒否する喜美子に耕二は泣きながらキスをし、視聴者の反響を呼んでいる。

◆耕二の告白の結果は…

主婦と家庭教師という立場ながら“禁断の関係”に溺れていた喜美子と耕二。しかし周囲に関係がバレたことで、喜美子は家を追い出されてしまった。

耕二はなんとか喜美子の勤務先を突き止め、「俺は喜美子さんが好き」と告白する。

しかし喜美子は「どうしてそんなこと言うの?私はあなたに人生めちゃくちゃにされたのよ」と涙を流し、「40過ぎでこのありさま、全部耕二くんのせいよ!」と怒った。

「あなたに出会わなければこんなことにならなかった」と喜美子が立ち去ろうとすると、耕二は彼女を追いかけ、後ろから抱きしめる。喜美子から拒絶された耕二はつらそうに泣きながらも、彼女の両頬を包んでキスをした。

しかし、喜美子から突き飛ばされてしまう…。

耕二の切ない思いが詰まったキスに、視聴者からは「頬をつたう涙美しすぎる」「これはつらいなぁ」「胸がぎゅっとなった」といった声が上がっていた。

◆喜美子の優しいビンタ

喜美子から振られても、まだ諦めきれない耕二。すると、ある日突然喜美子が耕二に会いに来た。

喜美子は耕二に会うやビンタを食らわせ、「人妻に手だしてボロボロにした罰!」と怒る。そして「2度と人様に手出すんじゃないよ、甘ったれのガキが」と以前耕二がプレゼントしたマニキュアを投げつけて去っていった。

暴言を吐いた喜美子だが、マニキュアの中身はほぼ使い切られていた。耕二が「2度と人妻には手出さない!誰かを傷つける恋愛もしない!約束する!」と叫ぶと、喜美子は泣きながらも清々しく笑っていた。

切なくも前向きな喜美子と耕二ペアに、ネット上では「最後の優しさしみた」「清々しくてカッコよかった」といった反響が相次いだ。