だから女性は加齢とともに性の楽しみを味わえる…和田秀樹「欧米人の意識を一変させた"書籍の驚きの内容"」

プレジデントオンライン6/14(土)16:15

だから女性は加齢とともに性の楽しみを味わえる…和田秀樹「欧米人の意識を一変させた"書籍の驚きの内容"」

※写真はイメージです - 写真=iStock.com/maruco

■日本の性教育を世界より遅らせた「はどめ規定」

スウェーデンとデンマークほどゆるやかではありませんが、アメリカやヨーロッパのキリスト教文化の国々でさえ、無修正ポルノが解禁され、映画でも写真でもぼかしのないものを観たり買ったりすることができます。

ただし、写真などは見たい人がポルノショップなどへ行って買うものとしていて、子供の目に触れるところには置いていません。

その点、デンマークは進んでいて、1967年に世界で初めてポルノを解禁した3年後から、学校での性教育が義務教育課程に導入されました。

また、スウェーデンでは同性愛、小児性愛なども含むポルノが合法化され、児童ポルノの所持、頒布、陳列が合法となりました(これは現在では非合法ですが)。

こうした“性の先進国”に比べて、日本の性教育は、世界的にみて遅れていると言われています。

その理由は何でしょうか?

要因のひとつとして、いわゆる「はどめ規定」と呼ばれるものがあるからだと考えられます。

「はどめ規定」とは何かというと、日本では、体の器官、月経、性感染症、性暴力などについては学校で教えられているのですが、学習指導要領のなかに「性行為は取り扱わないこと」という趣旨の文言があるのです。

これが「はどめ規定」と呼ばれるものです。

要するに、「子供に性的好奇心を喚起させるような情報をわざわざ与えるべきではない」「寝た子を起こすな」という、一部の人の意見がいまだにまかり通っていて、性教育を否定しているからなのです。

■スウェーデンの高齢者施設で売られている「驚きの物」

「性の先進国」と呼ばれているスウェーデンでは、他にも非常にユニークな政策を行っていて、国民の幸福度も高く、寝たきりの老人もほぼいないと言われています。

ユニークな政策といえば、スウェーデン南部ブロビー村の高齢者施設リンドガルデンの例をあげることができます。

そこでは、「健康的な性生活を送ってもらうためのプログラム」なるものを導入しているのです。

高齢者施設に「性生活を送ってもらうためのプログラムを導入」なんて、ちょっと驚きですが、「さすが」と思わされますね。

この施設には65歳以上の入居者が50人くらいいるのですが、入居後は直ちにカウンセラーとの間で性的関係や性欲について、ざっくばらんな意見交換が行われています。

また、施設の職員は全員が性科学の専門家から研修を受けた人たちばかりなので、入居者は悩みや困り事があったときは、職員に相談して専門的な対応を受けることもできます。

なんといっても驚かされるのは、施設の売店では入居者用に性具や潤滑剤なども販売していることです。

入居者たちは、そこで必要なものを自由に買い求めることができ、買い物をした籠には、ドアノブに下げる「邪魔しないで」と書かれたプレートも入っているとか。

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