若返りに「まむしドリンク」よりよっぽど効果的…和田秀樹さんのクリニックで一番リピーターが多い治療内容
プレジデントオンライン6/16(月)16:15

※写真はイメージです - 写真=iStock.com/Pornpak Khunatorn
■2週間に1度の注射を続けていたら、高校生のような“朝勃ち”
男性ホルモンが十分ある人は、肉を食べて適度な運動をすれば、年をとっていても筋肉がつきます。
ところが、男性ホルモンが少ない人は、男性ホルモンの十分ある人と比べて、同じだけ肉を食べて、同じだけ運動しても筋肉がつかないのです。
このことひとつとってみても、ホルモンの力はすごいですよね。
「どうも男性ホルモンが不足しているような気がする」と思っている人は、ものは試しで、この機会に補ってみてはどうでしょう。
男性ホルモンを補充して筋肉の回復をはかったよい例として、プロスキーヤーで冒険家の三浦雄一郎さんがいます。
三浦さんは70代の半ばにスキー場でジャンプに失敗して、左大腿(だいたい)骨頸部や骨盤など5カ所を骨折し、医師からは「治っても車いす生活」といわれたそうです。
治療や懸命なリハビリでなんとか回復しましたが、筋肉がゴソッと落ちたのでホルモン療法をはじめました。
三浦さんが言うには、「2週間に1度の注射を続けていたら、高校生のような“朝勃ち”が起きて、元気も湧いてきた」そうです。
そして、ご存じのように世界最高齢、80歳にしてエベレスト登頂に成功しました。
エベレストのベースキャンプでも、チームドクターにテストステロン注射を続けてもらっていたそうです。
■「男性ホルモン」は「元気ホルモン」に変えるべきだ
三浦さんに男性ホルモン補充療法(HRT=Hormone Replacement Therapy)を行ったのは、札幌医科大学名誉教授の熊本悦明先生でした。
先生は男性ホルモンを日本に導入した人ですが、92歳で亡くなる直前まで現役医師を続けられていました。
また、先生は「男性ホルモン」という名称がよくないので「元気ホルモン」に変えるべきだと主張していました。
私も賛成です。
元気ホルモンという意味では、年をとっても男性ホルモンの数値をある程度維持している人は要介護状態に陥りにくいのです。
この機会に、ぜひ、ご自身の男性ホルモンの数値を計ってみてください。
ただ、先ほども申しましたように、日本がそういう健康寿命を延ばす施策を考えているかといえば全く逆で、むしろ高齢者を痛めつけ、ますます弱くさせるようなことばかりしています。
意識的に男性ホルモンの分泌を上げて元気を出さないといけない高齢者に対して、元気を奪うことばかりやっているのです。










