若返りに「まむしドリンク」よりよっぽど効果的…和田秀樹さんのクリニックで一番リピーターが多い治療内容
プレジデントオンライン6/16(月)16:15

※写真はイメージです - 写真=iStock.com/Pornpak Khunatorn
■若返りのためには「まむしドリンク」より男性ホルモン補充
私のクリニックでも、調べてみると男性ホルモンが足りない人がいっぱいいました。
その人たちにはおおむね注射で補充するのですが、みんな目に見えて元気になるし、頭もシャキッとしてきます。
ある患者さんなんか75歳くらいになるのに、「先生、久しぶりに朝勃ちしたんですよ。ついでに性欲も高まってきたので10年ぶりに風俗に行きました」というメールをくれました。
その人は、じつは奥さんがだいぶ前に認知症になられたために、セックスライフから遠ざかり、ずっとまじめに介護してきた人なのです。だから風俗くらい許してもいいんじゃないかと、私は個人的には思っています。
いずれにしても、男性ホルモンを補充すると、そのくらい元気になるということです。
だから、若返りのためには「まむしドリンク」なんか飲むよりも男性ホルモンのほうが、ずっといいと思います。
ところで、ホルモンの補充は「いつ頃からはじめたらよいか」という質問を受けることがありますが、時期については特に決まりがないので、性欲が弱ったなと感じたらはじめるとよいと思います。
そして、いつまでも“現役”でいたいと思うかぎり続けるとよいのではないでしょうか。
現役というのはなにもセックスの現役というだけではありません。仕事もその他もろもろのことも現役という意味ですから、そう思っている間は続けたらいいと思います。
うちのクリニックではアンチエイジングや内科などがメインですが、いちばんリピーターが多いのが、このホルモン補充療法です。
■うつ病と男性ホルモンの関連性
うつ病になると男性ホルモンも減るので、慢性的な疲労感や倦怠感が続き、日常的な活動さえも負担に感じることが多くなります。特に50代、60代のうつ病の人というのは、男性更年期とうつ病の区別がつきにくいのです。
長い間、うつ病だと思われていた更年期障害のはらたいらさんが、最終的に男性ホルモンを足したら急に元気になったという話は有名です。
うつ病になると性欲も低下し、セックスに消極的になってしまいます。
女性のばあいは膣が濡れにくく、「性交痛」が発生しやすくなります。
うつ病の人の血液検査をすると、男性ホルモンが減っていることが多いので、そうしたときに男性ホルモンを足してやると元気になります。
年をとってきて、だんだんセックスができなくなってくると、男としての自信がなくなりやすくなり、うつになりやすいのです。
「セックスをすると、うつ病が治りますか?」と聞かれることがありますが、「う〜ん、それはちょっと……」と返事に窮してしまいます。
ただ、うつ病で男性ホルモンが減っている人に男性ホルモンを足してやると、病気そのものは完全にはよくなりませんが、たいがい元気になるし、意欲が出たりします。
それでセックスができたりすると、少しは快楽を感じるようになるので、うつも改善することがあります。










