「警察」と言ったら逆に終わっていた…トルコのマフィアに45万円を恐喝された男性の生死を分けた「衝撃の一言」

プレジデントオンライン6/15(日)16:15

「警察」と言ったら逆に終わっていた…トルコのマフィアに45万円を恐喝された男性の生死を分けた「衝撃の一言」

※写真はイメージです - 写真=iStock.com/PeopleImages

■最高のタコスを求めて命がけで危険地区へ

メキシコでは、僕が世界中で一番好きな食べ物・タコスを追いかけて、かなりヤバい目に遭ったことがある。メキシコシティに到着した日からタコスを求めて食べ歩いていた僕は、Googleマップで、5点満点中4.7と、かなり評価が高い店を見つけた。「古典的な牛の腹(内臓系)のタコスがある」と紹介されている。

ぜひとも食べたいと思ったが、問題があった。レストランがある場所が、メキシコで最も危ないと言われている「テピート地区」だったのだ。

テピート地区とは、
・週に何回もバスジャックが起こる。
・銃やドラッグが買えるブラックマーケットがある。
・メキシコ最大のコピー品マーケットがある。
・写真を撮影すると、観光客とみなされ目をつけられる。

という場所であるらしく、宿泊先の人や地元の人に様子を聞いても、「危ない、用事がない限り行きたくない」と、同じような答えが返ってくるだけだった。

しかし、無類のタコス好きが、本場にまでやって来て、内臓系の古典的なタコスが食べられると聞いて、「行かない」選択はない。調べてみると宿泊先から15分ほどだったので、カメラは持たず、最小限のお金とスマホだけを持って行ってみることにした。

食べたい気持ちを抑えられずに宿泊先を出たのは、夕方の5時。これから暗くなる時間だったことは、大きな選択ミスだった。

■ドラッグの売人グループに肩を組まれる

テピート地区に近づくにつれ、白人やアジア人などの観光客はまったく見かけなくなった。地区の入口には警察官が立っていたが、それほど危険な雰囲気はなかった。「行こう」と腹を決め、大通りを渡ってマーケットに入った。入口から3分ほどで目的のタコス店に到着したが、残念なことに、ちょうど閉店したところだった。

マーケットの他の店も次々に閉店し、明るさと賑わいが波のように引いた。引き返すか迷ったが、好奇心もあり、直進した。この選択が、本当に間違いだった。3分ほど歩くと明らかに雰囲気が変わり、僕の前にはいかつい男が立っていた。

「ヘイ、ブラザー! ウィード、クラック、コーク、ヘロ、メス?」

明らかにドラッグの売人だった。まるで映画だ!

ちなみに、ウィード=大麻、クラック・コーク=コカイン、ヘロ=ヘロイン、メス=覚醒剤の隠語である。3メートル間隔で立っている売人のグループからジロジロ見られ、声をかけられ、腕をつかまれ、肩を組まれ、絡まれた。

さすがに「このままだとヤバイ!」と感じて引き返そうとしたそのとき、売人が「ガンズ?」と笑いながら聞いてきた。

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