「白米vs.玄米」「うどんvs.そば」どっちが血糖値を上昇させるか…糖尿病内科医が食後に測定した驚きの結果

プレジデントオンライン6/11(水)8:15

「白米vs.玄米」「うどんvs.そば」どっちが血糖値を上昇させるか…糖尿病内科医が食後に測定した驚きの結果

※写真はイメージです - 写真=iStock.com/kuri2000

■GI値が低めでも糖質は多く、血糖値を上昇させてしまう

うどんは小麦粉、そばはそば粉、いずれも炭水化物からできています。つまり、そばやうどんを食べるということは炭水化物そのものを摂取することになります。それらが消化・吸収されると、それぞれに含有される炭水化物(=糖質)の量を反映して、その分だけ血糖値が上昇してしまうということなのです。

今回なら、うどんには63.8g、そばには、54.0gの炭水化物が含まれているため、消化・吸収した炭水化物量に応じて、血糖値が上昇してしまっています。

実は、GI値は例外的な値も多いのです。糖尿病内科医として、血糖値を気にされているかたにはGI値をあまり重要視しないほうがよいとアドバイスしています。GI値が低めだからといって、たくさん食べていると、かえって血糖値を上昇させてしまうことにもなりかねません。あくまでGI値は参考程度に。糖尿病のかたや、血糖値が気になるかたが注意しなければいけないのは、それぞれの食品に含まれる炭水化物(=糖質)量です。

そばにおいても、このことがあてはまります。

■そばに含まれるルチンなどは健康に良いと考えられるが…

なお、ここで私は「そばがヘルシーではない」といいたいのではありません。そばは、ポリフェノールの一種であるルチンという成分を豊富に含みます。ルチンは、腸内細菌のエサになって腸内環境を整える効能があるとされています。ほかに、そばにはビタミンB群、カリウム、マグネシウム等のミネラルも含まれ、そうした点からヘルシーな食品としてのそばを選択することはむろん間違いではありません。ただ、血糖値という観点からは、そばはうどんと同様に食べ方に配慮が必要となるということなのです。

前項のうどんとそばの検証動画をYouTubeにアップすると、大きな反響がありました。うどんよりそばのほうが血糖値の上昇の度合いが低いだろうとお考えになっていて、私の検証結果に驚いたかたがたくさんいらっしゃったのです。

ただ、中には、検証方法に疑問を持ったかたもいたようです。

そばの血糖値が上昇してしまったのは、そばの成分自体に問題があったのではないか。つまり、「そばに含まれるそば粉の比率が少なく、かわりに、つなぎとして小麦粉が多く含まれていたため、その小麦粉によって血糖値の急激な上昇が引き起こされてしまったのでは?」。そんなコメントが多数寄せられました。

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