浦和レッズは28日、DFアレクサンダー・ショルツが海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のため、チームを離脱することになったと発表した。
ショルツは1992年10月24日生まれの31歳。デンマークのコペンハーゲンに生まれ、古豪ヴェイレでプロキャリアをスタート。アイスランドやベルギーでプレーしたのちデンマークに戻り、ミッティランで主力DFとして活躍した。2020-21シーズンにはリーグMVPも受賞している。
2021年夏に浦和へ加入すると、日本でもその能力を遺憾なく発揮。2022シーズンのAFCチャンピオンズリーグで5年ぶりのアジア制覇に大きく貢献し、その後も守備の大黒柱となっていたが、ここ最近はカタール移籍が報じられていた。
以下はチーム離脱が決まったショルツのコメント。
「共に闘い、共に思い出を作った3年間。悲しいですが、私はここでチームを去ります。浦和レッズでプレーする機会を与えてくれたクラブに心から感謝をしています。
私は自分が何者であるかをみなさんに示すことができました。今の自分にある全てをこのクラブに捧げました。そして、みなさんはそれ以上のものを私に与えてくれました。
フットボールはフットボールでしかありませんが、共にした私たち全員はきっとそれ以上に深い何かを感じていると思います。日曜日の試合が終わったら、みなさんにお別れをしたいです。
As Always, We are REDS.
アレクサンダーショルツ」
ショルツの移籍先は、正式に決定し次第、改めて発表されるとのこと。

なお、浦和は今月、酒井宏樹、岩尾憲(徳島ヴォルティスへ完全移籍)、そしてショルツと中盤から後ろの選手にチーム離脱が相次いでいる。