今季限りで三笘薫が所属するブライトンの監督を退任したロベルト・デ・ゼルビ氏は、フランス・リーグアンのマルセイユで指揮官を務める可能性が高まっている。
ジャン=ルイ・ガセ監督が退任するマルセイユは、ディレクターを務めるメフディ・ベナティアとパブロ・ロンゴリアによって後任となる指揮官を探してきた。
数日前まではFCポルトのセルジオ・コンセイソン監督をターゲットとして動いていたが、相手側が何週間も話し合いを長引かせていたことから交渉が難しくなっていたという。
それを受けてベナティアとロンゴリアは方針を急遽変更し、当初「絶対に不可能」と考えられていたデ・ゼルビにダメ元でアプローチしたとのこと。
すると意外にもデ・ゼルビ氏はすぐに前向きな反応を示し、マルセイユに行くことを了承したという。
彼はシャフタール時代にマルセイユの本拠地スタッド・ヴェロドロームで戦った経験を持っており、その雰囲気に好印象を持っていたそうで、金銭的な条件についてもかなりの譲歩を認める準備があるとのこと。

デ・ゼルビは今夏ブライトンとの契約を残しながらも退任を発表しているが、そこにはクラブとの方針の違いがあったという。
『Footmercato』によれば、ブライトンのトニー・ブルーム会長はクラブの方針を尊重し、18歳から23歳までの若手を獲得して高く売ること、そして30代のベテランを安く獲得する方針だったという。
一方のデ・ゼルビ監督は「高い移籍金を支払ってもより全盛期に近い選手を獲得してリスクを冒したい」と考えており、3回の話し合いの末に「今季限りでの辞任」という結論に達したそうだ。

ただ、デ・ゼルビ監督とブライトンの間にはまだ契約が2年間残っており、それを解除するためには600万ユーロ(およそ10.1億円)を支払う必要があるとのこと。
マルセイユはその値下げを目指してブライトンと交渉を進める予定だと伝えられている。