先日、日本中学校体育連盟は、全国中学校体育大会で行ってきた競技のうち9つを2027年度から実施しないことを発表した。理由は教員の負担軽減などとされているが、賛否が分かれているようだ。

フジテレビ系列の『ワイドナショー』でもこの話題をピックアップ。サッカー元日本代表の前園真聖さんは、中学入学時にサッカー部がなかった話を明かしていた。

司会の東野幸治さんが「中学時代にサッカー部なかったの?」と驚いて質問するとこう話していたのだ。

「最初はなくて、陸上部で。陸上の選手として県の大会とか出てたんですけど。(サッカー部がなかったので)陸上部に入って、走ることは役に立つので。

(サッカーは)小学校でやっていて、中学は1年間なかったので、その後、公式戦に1年間出れなかったんですけど、そこから部活動として認められて、(中学の途中から)続けられたんですよ。

(サッカーの名門である鹿児島実業高校に進学したが、もし中学の)3年間やってなかったら、分からないですね…」

中学入学当初はサッカー部がなかったために、陸上部に入っていたそう。

海外では幼少期の勝利至上主義が問題視されつつあり、アメリカでは小学生以下の全国大会が禁止だとか(サッカーに限らず)。また、ドイツでは高校生までサッカーの全国大会がないが、前園さんはこう説明していた。

「ドイツもそうなんですけど、ヨーロッパは学校の部活動という概念がないので。地域の色んなスポーツがあって、そこで生徒たちが自分で選択できるような環境なんですよ。

そこで勝つというよりも、育成。選手を育てて、いい選手が育ったら、そのクラブが潤うシステムがちゃんとできてるんですね。

サッカーで成功するとそこに移籍金の分配金がちゃんと降りるようになってるんです。日本もそうなっていて、伊藤洋輝選手は50億円近い移籍金と言われてるんですけど、12歳以降に所属したクラブには移籍金の何%かが降りてくるようになってるんです。

だから、もちろん勝つことは大事ですけど、選手を育てるとそのクラブの価値が上がっていくシステムになってるんです」

先日シュトゥットガルトからバイエルン・ミュンヘンへ移籍した伊藤洋輝は、ジュビロ磐田で育成された選手。

なお、ドイツには学校にサッカー部はなく、地域にクラブチームがある。