かつてブラジル代表のストライカーとして活躍したレジェンド、ロマーリオが58歳でプロサッカー選手として現役復帰することが決まった。
1994年のワールドカップで大きな成功を収めたロマーリオは、来月開幕を迎えるリオデジャネイロ州選手権2部のアメリカFCで選手として登録されることになった。
ロマーリオは以前の現役生活をアメリカFCで終えており、2009年に43歳で引退していた。その後は同クラブで会長を務めているほか、リオデジャネイロ州の上院議員にも選出されている。



アメリカFCにはロマーリオの息子に当たる30歳の選手ロマリーニョが所属していることもあり、今回ともにピッチに出たいと考えたようだ。
ロマーリオはインスタグラムの動画で「公式戦に出場するつもりはないが、愛するチームのために数試合プレーして、息子と一緒に戦うという夢を叶えたいんだ」と表明している。

なおクラブの発表によればロマーリオには給与は支払われるというが、それは全額クラブの方に寄付という形で返還されるそうだ。