小川航基と佐野航大が所属するオランダ1部NECナイメーヘンとキットサプライヤーのRobeyは12日、今シーズンのKNVBカップ決勝戦で着用する特別ユニフォームを発表した。
今季のNECは24年ぶりに同大会の決勝戦へ駒を進めている。

NEC Nijmegen 2023-24 Robey KNVB Cup Final



NECナイメーヘン 2023-24 Robey KNVBカップ決勝 ユニフォーム
1999-2000シーズン以来24年ぶりとなるKNVBカップ決勝戦に向けて、1試合限定の特別ユニフォームを製作。そのデザインは今季のアウェイユニフォームに少し似た雰囲気のものとなった。

チームカラーのレッドとグリーンによる不規則な破線グラフィックは、本拠地ホファートスタディオンに舞う紙吹雪をデザインしたもの。快進撃を続けるKNVBカップでの、サポーターの応援やスタジアムの雰囲気を表現している。
背面首元には地元ナイメーヘンのベテランシンガー、ロニー・ロイスダールの曲名をレタリング。NECのサポーターソングとなっているようだ。

胸部中央にはKNVBカップ決勝戦のマッチデイをプリントする。
今大会決勝戦の相手は上田綺世が所属するフェイエノールトで、4月21日に相手の本拠地デ・カイプで行われる。なお、KNVBカップは伝統的にデ・カイプで決勝戦を開催している。
NECは過去に4度決勝に進んでいるが優勝経験はない。3度目の決勝戦となった1993-94シーズンの相手はフェイエノールトで、今大会は30年ぶりに両者がファイナルで激突する。

決勝戦用の特別ユニフォームは、ホワイトのパンツとソックスを着用。どちらも今季のアウェイユニフォームから流用となるようだ。


ビジュアルには佐野航大も着用モデルで登場した。準決勝のカンブール戦で殊勲の決勝点をあげファイナルへ導いたことが、今回の起用につながったのかもしれない。
なお、今大会は小川航基と同僚のロベルがそれぞれ4ゴールで得点ランキング3位タイにつけている。首位の2選手が5ゴールなので、決勝での活躍次第では小川の大会得点王も夢ではない。
決勝戦用の特別ユニフォームは12日にクラブのオンラインストアで販売を開始したが、既に売り切れとなっている。