EURO2024の開催国であるドイツは、29日に行われたデンマークとの決勝トーナメント1回戦に2-0で勝利した。
雷による中断もあった一戦は、後半にセットプレーからデンマークDFヨアキム・アナセンがゴールネットを揺らすも、VARでミリ単位のオフサイドとされて、得点は取り消し。その直後、そのアナセンがVARでハンドをとられて、ドイツが先制するという展開だった。
デンマーク紙『DR』は、「アナセンは、数分のうちにヒーローから悪役に。一時は1-0とするゴールを決めたが、オフサイドの判定。わずかなオフサイドによって英雄的な役割を奪われた。次の瞬間、彼はボールに手をかけてPKを犯した」と伝えていた。

試合後、デンマーク代表トーマス・ディレイニーは「我々のゴールがオフサイドだったかどうかは分からない。バケツで頭に冷や水を浴びせられたようなものだ。今日は苦しんだ」と述べていたそう。