U-23日本代表としてパリオリンピックの出場権獲得に貢献した柏レイソルFW細谷真大。

日本人離れしたフィジカルを持つ23歳のストライカーだ。そうしたなか、元日本代表DF槙野智章が細谷との一件について言及した。

2021年のルヴァンカップ、柏レイソル対浦和レッズ戦で細谷と槙野は対戦。ボールがサイドラインを割った際、当時19歳だった細谷は槙野の背中を押した。すると、怒った槙野は細谷の首根っこを掴むという出来事があったのだ。

槙野は『ABEMAスポーツタイム』でこの件についてこう話していた。

「細谷選手、当時19歳。僕は33歳ですか…。

試合中、ボールをとろうとした僕に対して細谷選手が背中をバチンと押したんですよ。僕が早く始めようとしたんですけど、19歳の若手に背中をポンとされて、僕が前にわっとなったんですよ。

『おい、ふざけんじゃねぇぞ!』っていうアクションなんですけど…細谷選手、ほんとう申し訳ありませんでした…(笑顔)。

僕も調子乗ってたし。これって僕が100(%)悪いんですけど、負けん気とか、上の先輩にも…フィールド上は年齢関係ないっていっても、バチンと来る選手はめちゃめちゃ好きなんですよ。

これを機に細谷選手と次の試合で会った時にお疲れ様ですとかこんにちはとか仲良くなった。だから、これがよかったです」

14歳年下の若手にカッとなってしまったことを今更ながら詫びつつ、負けん気が強い好きなタイプの選手とも述べていた。

また、槙野は「スピードとフィジカルはもちろんですけど、決定力。どんな形からでもシュートのモーションを持っているので、素晴らしい選手ですね」と細谷を賞賛してもいた。