16日に行なわれたUEFAチャンピオンズリーグの準々決勝セカンドレグで、パリ・サンジェルマンに敗れてしまったバルセロナ。

ファーストレグで3-2と勝利していた上、この試合では前半12分の段階でラフィーニャのゴールでリードすることに成功した。

しかしながらその後ロナルド・アラウホがブラッドリー・バルコラを倒してレッドカードを受けてしまい、ウスマヌ・デンベレ、ヴィティーニャ、キリアン・エムバペにゴールを許してスコアをひっくり返された。





最終的には1-4とリードを広げられ、バルセロナは今季のチャンピオンズリーグを準々決勝で去ることになった。

『Daily Mail』によれば、この試合を終えたあとにバルセロナのMFイルカイ・ギュンドアンは以下のように話していたとのこと。

「結果にはがっかりしているよ。我々はいい立場にあったのに、最終的にはとても残念なものになった。

ファーストレグを終えたあとだけではなく、我々が先制点を決めた時もそうだった。いつも自分たち次第の状況にあったのに、最もシンプルな形でそれを手放してしまっただけだ。その立場をPSGに手渡してしまった。それが最も残念なことだよ。

アラウホがバルコラにファウルをしたのであれば、レッドカードであることはしょうがない。まだリプレイは見ていないからわからないけどね。そこは皆さんのほうがよく知っているだろう。

言うことは難しいが、あのような大事な場面では確実にボールを奪わなければならないんだ。もしそれができない、あるいは確証が持てないのであれば、我慢する必要がある」「僕なら、まだ失点したほうがマシだと考える。あるいはGKと一対一にしてもいいと考える。

ボールがかなり前の方に流れていたので、そこにまで到達していたかわからなかった。そしてゴールキーパーに救ってもらえる可能性もあるし、失点になったとしてもまだマシだ。

あの早い段階でレッドカードを受けてしまったら、試合が台無しになってしまうからだよ。

2失点目についても、またもや我々のミスだ。我々はあそこで踏み込まなければならなかった。あのように非常にフリーな状態でシュートを撃たせるわけにはいかなかったんだ。

あれはトレーニングで経験したことのない場面ではない。ボールに近い選手は前に出なければいけなかった。局面では3対3で、4人目がシュートを打ったヴィティーニャだった。誰かが詰めるべきだった。

誰もそれをやらなかった、あるいは遅すぎた。良いシュートだったし、彼らはそれで2点目を決めた。しかし、全く必要のないミスだったし、そうなっては手遅れだ」

29分に退場したアラウホのプレーについては、リードしていた状況でもあったことから明らかな判断ミスだと指摘し、最悪失点しても問題ない状況だったと話していたそう。

また2失点目のヴィティーニャのシュートは誰かがボールに寄せる判断をしなければいけなかったとし、自分たちのミスが重なっていたと指摘しているようだ。