25日にマンチェスター・シティ対マンチェスター・ユナイテッドのFAカップ決勝がウェンブリー・スタジアムで行われた。
ユナイテッドはアレハンドロ・ガルナチョとコビー・メイヌーの19歳コンビの得点で2点を先取。終了間際にシティFWジェレミ・ドクが1点を返すも、2-1で逃げ切ったユナイテッドが優勝を遂げた。
一方、シティは前半早々にアーリング・ハーランドが倒された場面でPKを貰えず。ベルナルド・シウヴァは後半のピッチに出て行く際に審判団に不満をぶつけようとしていたが、ジョゼップ・グアルディオラ監督がそれを阻止していた。



試合後、グアルディオラ監督はこう述べていた。
「マンチェスター・ユナイテッド、優勝おめでとう。私のゲームプランは良くなかった。後半はずっと良くなったし、インテンシティを強めた。0-2で負けていて失うものが何もなかったからね。緊迫した試合だった。後半には明確なチャンスがあったが、簡単ではなかった。彼らはマンマークとポケットの守備を固めていたからね。チャンスはあったが、残念ながらゴールを決めるのが少し遅かった」

一方、ユナイテッドのエリック・テンハフ監督はこう述べている。
「サッカーとはトロフィーを獲得することだ。最高のサッカー、ダイナミックで攻撃的なサッカーをしたいが、最終的には試合とトロフィーを勝ちとらなければいけない。それが我々が持ち込んだメンタリティだ。
ずっと言っていることだが、選手たちがフィットしていれば、我々はいいサッカーができる。世界最高のチーム相手に非常にいいパフォーマンスを見せた。
(負傷者が相次ぎ)我々には選手がいなかった。それでは自分のやりたいサッカーをすることはできない。
この2年間でフルメンバーを揃えられたのはおそらく3、4回だった。今日でさえ、ハリー・マグワイア、ルーク・ショウ、カゼミロのような大物選手を欠いていた」
プレミアリーグでは8位に終わったユナイテッドだが、FAカップ優勝によって来季のEL出場権を確保した。