来季の去就が注目されていた鎌田大地は、現在所属しているラツィオに残留することを決めたようだ。
『Quotidiano Sportivo』や『calciostyle』によれば、29日に行なわれたラツィオと鎌田大地の交渉において契約更新の合意が図られたとのこと。
契約は2025年夏までの1年で、年俸についてはおよそ300万ユーロ(およそ5.1億円)から360万ユーロ(およそ6.1億円)に設定されているという。

鎌田大地は今夏で契約が満了になることもあってブンデスリーガの複数のクラブやイングランド・プレミアリーグのクリスタル・パレスに関心を持たれていたと言われる。
特にかつてアイントラハト・フランクフルトで彼を指導したオリヴァー・グラスナー監督が率いるクリスタル・パレスは年俸500万ユーロ(およそ8.5億円)の条件を提示していたとのこと。
ただ鎌田大地がラツィオに残ることを希望したため、条件面では劣るものの現在の契約に加えられていた延長のオプションを行使することを決めたという。
まだ公式発表については行なわれていないものの、問題が発生しなければ「発表は明日の予定だ」とのこと。