日本代表は2026年ワールドカップアジア二次予選で北朝鮮との2連戦を戦う。

そうしたなか、元北朝鮮代表FWチョン・テセ氏が、日本テレビ系列の『サンデーPUSHスポーツ』に出演した。

テセ氏は2010年のワールドカップに出場した際の秘話を明かしている。

当時、北朝鮮代表ではユニフォームの管理を選手自身がしなければいけなかったそう。数枚だけ提供される試合用のユニフォームを普段の練習でも着用するため、背番号部分がボロボロになることもあったとか(洗濯も自分でする)。

枚数が限られていることもあり、相手選手とのユニフォーム交換はあまりしなかったというが、ワールドカップのブラジル戦では10番カカと交換したという。

なんでも提供されるユニフォームはサイズに幅があり、テセ氏はピッチリ目が好みだったそう。そのため、ブラジル戦では前半にピッチリ目のユニフォームを着用し、試合後に交換してもいいように後半からはゆったり目のユニフォームに着替えていたとのこと。

なお、試合は2-1でブラジルが勝利。北朝鮮は第2節ポルトガル戦に0-7で大敗するなど3連敗で敗退し、それ以降はワールドカップに出場できていない。