セリエAのパルマは、シント=トロイデンからGK鈴木彩艶を獲得し、2029年6月末までの契約を結んだと発表した。




鈴木とパルマのスポーツディレクターであるマウロ・ペデルツォーリ氏はこう話している。
「鈴木彩艶です。パルマの一員になれて幸せです。このクラブは素晴らしい歴史を持ち、世界中に多くのファンがいるのを知っています。そして、セリエAでプレーします。今季のために常にベストを尽くし、チームのために貢献するよう努めます」
「我々はこの移籍を強く望んでいたが、交渉は長くて複雑だった。彩艶には多くの注目が集まり、彼への関心は非常に強かった。最終的には、彼と我々の意志が勝り、長期的かつ有益な関係を構築する絆を築きたいという願望が互いにあった。彼がこのポジションで最も若い才能のひとりであり、日本とベルギーの両方ですでに素晴らしい経験を積んでいることを考えると喜びは倍増する。我々はパルマコミュニティ全体と一緒に彼を歓迎し、チームとファンが最も美しく最も温かい方法で歓迎すると確信している」
シント=トロイデンも鈴木の移籍を発表しており、彼はクラブへの感謝も語っていた。
移籍金は750万ユーロ(12.8億円)+ボーナス250万ユーロ(4.2億円)とされており、シント=トロイデンは将来的にパルマが彼を売却した場合にその10%を得る権利を保持するとも伝えられている。

なお、かつてジャンルイージ・ブッフォンが活躍したパルマは昨季のセリエBで優勝し、セリエAへの復帰を果たしている。