今夏にドイツで開催されるEURO2024。

ベルギー代表を率いるドメニコ・テデスコ監督は25人の招集メンバーを発表した。

GKマッツ・セルス(ノッティンガム・フォレスト/ENG)クン・カステールス(ヴォルフスブルク/GER)トーマス・カミンスキ(ルートン/ENG)

DFウート・フェイ(レスター/ENG)ティモシー・カスターニュ(フラム/ENG)アルトゥール・テアト(レンヌ/FRA)ヤン・ヴェルトンゲン(アンデルレヒト)アクセル・ヴィツェル(アトレティコ・マドリー/ESP)ゼノ・デバスト(アンデルレヒト)トマ・ムニエ(トラブゾンスポル/TUR)マクシム・デ・カイペル(クルブ・ブルッヘ)

MFアステル・ヴランクス(ヴォルフスブルク/GER)ユーリ・ティーレマンス(アストン・ヴィラ/ENG)オレル・マンガラ(リヨン/FRA)ケヴィン・デブライネ(マンチェスター・シティ/ENG)アルトゥール・フェルメーレン(アトレティコ・マドリー/ESP)アマドゥ・オナナ(エヴァートン/ENG)

FWロメル・ルカク(ローマ/ITA)シャルル・デケーテラーレ(アタランタ/ITA)ジェレミ・ドク(マンチェスター・シティ/ENG)ロイス・オペンダ(RBライプツィヒ/GER)レアンドロ・トロサール(アーセナル/ENG)ジョアン・バカヨコ(PSV/NED)ドディ・リュケバキオ(セビージャ/ESP)ヤニック・カラスコ(アル・シャハブ/KSA)

2023年に代表を引退していた35歳のヴィツェルが復帰。その一方、DFトビー・アルデルヴァイレルト、MFハンス・ファナーケン、FWミチ・バチュアイ、FWドリース・メルテンスらが外れた。

テデスコ監督は、EUROの登録数は26名にもかかわらず25名になった理由については「23人で行きたかった。なぜなら、グループ内の調和が大事だと考えているからだ。23人なら誰もがプレーする見通しがある。ただ、フィットネスが微妙な選手たちもいるので、熟慮の末に25人を呼ぶ決断を下した」などと説明。そのうえで、2人の若手を練習要員として連れて行き、そのうちのひとりを登録するとも述べていた。

また、センターフォワードを本職とする選手はルカクとオペンダの2人だけだが、トロサールらもその位置でプレーできることから、バチュアイは呼ばなかったと説明。指揮官はバチュアイ本人に電話で説明したそうで、がっかりしていたがそれは理解できるとも話していた。

そして、ファナーケンとメルテンスの落選については、デブライネやデケーテラーレらとのポジション争いの犠牲者だと説明している。

なお、自らEURO欠場を発表していたGKティボー・クルトワについては、「ティボーは自分の体を一番よく知っている。彼は正直で、EUROには間に合わないと早めに発表した。それが私が得ている最新情報だ」と指揮官は述べていた。