25日に行われたFAカップ決勝でマンチェスター・シティを2-1で下して優勝を決めたマンチェスター・ユナイテッド。

試合後にあったこんなシーンがファンの間で話題になっている。





優勝が決まった瞬間、DFリサンドロ・マルティネスはエリック・テンハフ監督を後ろから抱き上げ、熱狂的に喜びを分かち合っていたのだ。アルゼンチン代表のマルティネスはテンハフ監督がアヤックス時代から重用してきた愛弟子。

テンハフ監督は「ずっと言っていることだが、選手たちがフィットしていれば、我々はいいサッカーができる。(負傷者が相次ぎ)我々には選手がいなかった。それではやりたいサッカーはできない。この2年間でフルメンバーを揃えられたのはおそらく3、4回だった」と優勝後に話していたが、マルティネスも怪我のために今季は11試合(計900分)しかプレーできず。海外のファンたちも「彼がいるといないとでユナイテッドは全く別のチームになる。変革を起こせる選手」と反応していた。

そのマルティネスは「イエス!FAカップ優勝!これがユナイテッドだ!このチームを誇りに思うし、ファンたちのことがとても嬉しい!」と喜びをSNSに綴っていた。

FAカップでは優勝したものの、リーグでは8位と低迷したことから、今季で解任される可能性があるテンハフ監督は「(去就は)分からない。私がしているのはチームの準備を整え、成長させることだけ」と述べていたが、果たして。