2023年に行われたFIFAU-20ワールドカップに日本代表として出場した髙橋仁胡(にこ)。

アルゼンチン人の父と日本人の母のもとにスペインで生まれた18歳の彼は、バルセロナの下部組織で育成されてきた左サイドバックだ。

ただ、フニベルAからバルサBへ昇格できず、今月でバルサを退団すると報じられた。

そうしたなか、本人はSNS上にカタルーニャ語と日本語のメッセージを投稿し、バルサ退団を発表した。

「子供の頃からの夢は世界最高のクラブでプレーすることでした。

この5年間、私にサッカーの価値観を教えてくれたすべてのスタッフ、テクニカルマネージャー、一緒にプレーした仲間達、そして常に私をサポートしてくれた家族、皆さんの支えがあったからこそ、毎日学び、成長する事が出来ました。感謝の気持ちでいっぱいです。どうもありがとうございました!

FCバルセロナで過ごした経験を大切にして、これからもずっと気を引き締めて頑張ります!」

カタルーニャ語でもクレたちへとしつつ、最後にvisca el Barca(バルサ万歳)と綴っていた。

スペインでもタッチに優れた逸材として評価されており、今後の去就が注目される。