火曜日に行われたEURO2024のベスト16で、オランダに0-3と敗れて大会を去ることになったルーマニア代表。
2000年大会で準々決勝まで進出して以来、EUROでもワールドカップでもノックアウトステージまで到達することができていなかったが、24年ぶりにグループステージを突破することに成功。ベスト8には至らなかったものの、復活を印象付ける大会となった。
そしてUEFAがソーシャルメディアに投稿したレポートによれば、ルーマニア代表は自分たちが使ったロッカールームをきれいに掃除して去っていたとのこと。



残された手紙にはこう書かれている。
「EURO2024は我々一人ひとりにとってこれまでで最も重要なサッカーの体験の一つであり、その舞台がドイツであったことを嬉しく思う。
すべての試合、すべての感情、すべての経験が我々を一つにし、サッカーの魔法を感じさせてくれた。
我々はルーマニアのためにすべてを捧げたという思いと、ここで過ごした数週間で経験したことの全てに感謝しながらドイツを去っていく。
ヨーロッパサッカーの偉大な家族の一員になれたことはとても光栄だ。ルーマニア代表チーム」

コーディ・ガクポのゴール、そしてドニェル・マレンの2得点で敗れてしまったルーマニアであるが、スタジアムに集まったサポーターは健闘した選手たちに大きな拍手を送っていた。
そしてそれに答えるように代表チームもロッカールームを掃除し、EURO2024をホストしたドイツに感謝を伝えていたようだ。