J3首位を快走する大宮アルディージャのホームスタジアム、「NACK5スタジアム大宮」こと大宮公園サッカー場。

同施設は以前から指定管理者制度を活用しており、今年4月1日より、NTTグループ・オリエンタルコンサルタンツ大宮公園サッカー場マネジメント共同事業体(代表:NTTファシリティーズ)が指定管理者となっている。

以前は大和田公園や堀崎公園、天沼緑地とともに公益財団法人さいたま市公園緑地協会が5年間契約を結んでいたが、さいたま市は2024年4月からの契約に向けて申請が増えるよう、施設管理のグループ分けを変更。前回の7グループ(A〜G)から15グループ(1〜15)へと再編された。

上記3公園と一括管理されていた大宮公園サッカー場は、今回から単独での募集となり、NTTグループ・オリエンタルコンサルタンツ大宮公園サッカー場マネジメント共同事業体が新規事業者として申請。

2023年度にさいたま市の都市局指定管理者審査選定委員会による審査を経て、以下の理由で選定された。

「事業計画が市民の平等な利用の確保、施設の効用及び市民サービスの向上が図られているなどの点や経費縮減及び安定して管理を行う能力など、総合的に優れているという評価から NTTグループ・オリエンタルコンサルタンツ大宮公園サッカー場マネジメント共同事業体を候補者案として選定しました。」

指定管理の期間は2024年4月1日から2029年3月31日までの5年間。指定管理料(※さいたま市から事業者への支出金)は300,019,946円となっている。

NTT関東サッカー部を母体として生まれ、現在もNTTグループのエヌ・ティ・ティ・スポーツコミュニティ株式会社によって運営されている大宮アルディージャ。

大宮公園サッカー場が老朽化していることから新スタジアム整備の噂もあるなかで、今後はホームスタジアムをより柔軟に活用した取り組みなども進められていきそうだ。