4月18日、愛知県東浦町は倉庫に眠っている巨大岩塩を、フリマアプリ「メルカリ」で販売を開始しました。 価格は30万円とのこと。 この日放送の『CBCラジオ #プラス!』では、東浦町が岩塩を売る事情について、永岡歩アナウンサー、山本衿奈、つボイノリオが語ります。

     

元々は資料館に展示されていた巨大岩塩

東浦町が販売を開始した岩塩の重さは2.5トンと3トンの2種類。

本来なら5トンの岩塩で550万円ほどの価値があるということです。
現地引き取りが条件で運送費用は購入者負担となるため、お値打ち価格に設定し販売しています。

この岩塩、もともとは郷土資料館に展示されていたもの。
東浦町は江戸時代まで塩の産地として栄えており、今でも小学校では塩作りの方法を学ぶ授業を実施しているほど、塩を通して街の歴史が受け継がれています。
そこで1999年の郷土資料館開館に合わせて岩塩を購入しました。

なぜ展示をやめて売ることにした?

ふたつの巨大岩塩はアメリカとドイツといった海外産。
郷土資料館が5年前にリニューアルをする際、地元にまつわる展示品を増やす方針になったため、岩塩が撤去されました。

つボイによると、そもそも東浦町がある美浜の塩は、海水から塩をとる塩田という方法を使用していたということなんです。

つボイ「岩塩って山からとってくるやつですから、関係ないんですよ!美浜の塩とは!」

塩には種類がある、という意味合いの展示だったのかもしれないという視点も忘れません。

永岡「だとしてもそんな大きくなくてもいいわけですからね。塩の紹介だけなら」

つボイ「えらい高い買い物しましたね、昔ね」

岩塩、買ったらどうする?

購入した巨大岩塩の利用方法を考え始めたパーソナリティ達。

永岡の案は、相撲部屋で塩をまく手段。

つボイ「よっぽど細かくせんとカツンと当たりますよ」

永岡「でもこれを買えば、名古屋場所もちますよ!」

また岩塩を購入すると、重さ300kgほどの展示台も付属されるそうです。

つボイ「名古屋場所にバーン!いらんですけどね、まずはね(笑)」

永岡「東浦町なら愛知県体育館運びやすい(笑)」

ちなみに調査はしていないため自己判断とはなりますが、塩なので表面を削れば食べられるということです。

また、東浦町のホームページには、購入者はその後取材に協力する可能性があると掲載されています。
メディアの取材でしょうか。購入理由を明確にして購入したいところです。

以前はオークションに出品していた!

東浦町は以前、この巨大岩塩をオークションに出したこともあったということです。
3トンを最低落札価格2円で出品したところ、落札者は現れませんでした。

つボイ「今回もダメじゃないですか?(笑)。2円で買わんのに、1円という可能性しかない、あと」

永岡「メルカリなんで利用者も多いんじゃないかということで、強気の30万」

またメルカリでは出品者との値段交渉も可能なので、東浦町に値下げの交渉もできるかもしれません。

「買った人には塩対応にならんようにして欲しいですね」と駄洒落でしめたつボイでした。
(ランチョンマット先輩)