株式会社一ノ蔵(宮城県大崎市松山、代表取締役社長 鈴木 整)は、金龍蔵の会限定商材「祥雲金龍 特別純米酒 木桶仕込み」を5月20日に発売した。本品は一ノ蔵金龍蔵(宮城県栗原市一迫)に唯一存在する木桶を用いた特別純米酒だ。

 木桶は保温性が高く、醪(もろみ)の品温は金属製タンクよりも1℃程度高く推移する。これにより生まれる爽やかな酸味が本品の特徴。原料米には宮城県を代表するお米「ササニシキ」を使用しており、ササニシキのお酒は上品な甘みと口当たりの柔らかさがある。そこに木桶仕込みの爽やかな酸味が加わり、のどごしの良い味わいに仕上がっている。

 販売は、全国71店の金龍蔵の会でのみ。金龍蔵の会は、宮城県栗原市一迫にある金龍蔵での昔ながらの寒づくり・小仕込み・手づくりを継承した酒造りに賛同する酒販店で構成されている。蔵を構える一迫は、良質の米に恵まれた伊達家の御膳米産地であり、栗駒山を水源とする迫川が町内を流れる自然環境に恵まれている。蔵名は地名「金田」と中国で水の神とされる「龍」から取られた。ブランド名「祥雲金龍」は吉兆の雲を表す「祥雲」と、黄金の龍が祥雲たなびく天空へと昇る姿にめでたさと縁起の良さを重ね、お客様に幸が届くようにとの願いを込めて命名された。

「祥雲金龍 特別純米酒 木桶仕込み」は、1.8Lが税込3,300円、720mlが税込1,650円で販売される。