3年前、広島県の釣り堀でヤマメを盗もうとして男性にけがをさせたとして、男3人が逮捕されました。

強盗傷害の疑いで逮捕されたのは、広島市佐伯区湯来町の無職の男(60)、広島市南区北大河町の会社員の男(47)、呉市西三津田町の塗装工の男(50)の3人です。

警察によりますと、3人は共謀のうえ、2021年9月12日午前1時20分ごろ、安芸太田町中筒賀の釣り堀で池を物色していたところ、この釣り堀の経営者の男性(64)に見つかったことから、この男性を押し倒して抑え込むなどして軽いけがをさせた疑いが持たれています。

警察は「捜査に支障がある」として、3人の認否を明らかにしていません。

男らは養殖池のヤマメを盗もうとしていたということですが、経営者の男性に見つかり、ヤマメは盗まれませんでした。3人のうち、男性にけがをさせたのは会社員の男で、この男は塗装工の男と兄弟だということです。

警察は事件発生直後から、強盗傷害事件として、逃走したウェットスーツ姿の男2人組の行方を追っていましたが、防犯カメラの映像などから3人を特定したということです。

警察が3人の役割など、事件のいきさつを調べています。